元・テレビ東京のプロデューサーで、現在はフリーのテレビマン・佐久間宣行氏がメインパーソナリティの「オールナイトニッポン0(ZERO)が11月6日にライブ配信アプリ「17LIVE」にて生配信された。生配信では番組収録の様子やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え本編放送後のイチナナ限定アフタートークも見ることができる。
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■「最近、一発屋芸人と言われる人たちがいなくない?」
この日は自身のイベントグッズである“50-50”の黒いトレーナー姿で登場した佐久間氏は、先日発表された2024年「新語・流行語大賞」の候補についてのトークを展開。オープニングで「流行語大賞のノミネート語30が出ました。もうそんな季節ですよ」と口火を切ると、「気になるの何かなぁ〜。全部は触れられないんですけど、今回はわりと馴染みがある言葉が多いんですよ」と話題を膨らませていく。
その後、リスナーから「今年の流行語ですが、お笑い・芸人枠からは一つもノミネートがありませんでした。ちなみに昨年お芸人枠だと、とにかく明るい安村の『I'm wearing pants!』がありました」というメールが届くと、「あぁ〜本当…そうだ。なるほどね」と驚嘆の声を上げる。
「お笑いから(のノミネートが)なくなったっていうのはそっか…結構悲しい出来事ではあるけどな」とコメントした佐久間氏は「今年のお笑いって何だろうね?でも、そっか『M-1グランプリ』で言うと優勝したのは令和ロマンだしね。もし令和ロマンが2回目の優勝とかしたら変わったりするのかな?」とキラーワード系の漫才ではなかったことを挙げる。
続けて「(『キングオブコント2024』優勝は)ラブレターズ。ラブレターズって流行語って人ではないからね」とこちらも同じように語り、ふと佐久間氏は「でもさ、パワーワードって、どっちかって言うと、一発屋芸人さんでしょ?」と持論を展開。そして「最近、一発屋芸人と言われる人たちがいなくない?」と首を傾げ、「最後誰よ?もしかして、ひょっこりはんじゃない?ひょっこりはん以降いた?」と振り返る。
佐久間氏は「だって、やす子とかもさ、一瞬一発屋の匂いがするような出方ではあったが、定着してるじゃん?」と口にし「だから、もしかしたら(やす子が)瞬間最大風速の人だったら、『はい〜』とかが(流行語大賞のノミネート語に)入ってたりするんじゃないの?」と分析する。
さらに「(ひょっこりはんらを輩出した)『おもしろ荘』(日本テレビ系)出身の人たちってさ、最近はちゃんぴおんず、リンダカラー♾️、ぱーてぃーちゃん、やす子とかでしょ?」と思い返し、「だからみんなさ、(今)ちゃんと定着してるんだよ」と豪快に笑っていた。
■「大人になってからも覚えている、あれうれしかったな」
イチナナ限定アフタートークでは自身も参加している本「たまに取り出せる褒め」(室木 おすし/オモコロ編集部)についての話題に花を咲かせる佐久間氏。「本編でも今日話したんですけど、それの単行本が本当にいいんですよ」と話し始めると。「俺のブロックを除いても、ヨシタケシンスケさんっていう絵本の名作家の方のブロックの『たまに取り出せる褒め』もすごくいいので」と熱く語る。
「その中の『ブローチ』っていう回があって、みんなもあるじゃないですか?きっと。大人になってからも覚えている、あれうれしかったなみたいなこと」と口にし、「俺は大学の頃、就職活動をしているとき、友達に『俺、エンタメの職種も受けてみようかな』って言ったら、彼が俺の方を見ないで、『お前できんじゃない?面白いから』っていう風に言ったの。で、就職活動をエンタメの方に受けるようにしたっていう話があって。それがちょっとうれしかったなって」と振り返った。
配信画面には、深夜3時過ぎにも関わらず、リスナーから「一発屋芸人=流行語…確かに」「佐久間さんの『はい〜』イントネーションおもろいwww」「流行語に無理やり自分を絡めようとする佐久間さん(笑)」等のさまざまな温かいコメントが寄せられた。
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