「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」に登場するオリジナルキャラクター・桜木清右衛門(さくらぎせいえもん)と若王寺勘兵衛(なこうじかんべえ)のキャラクタービジュアルが公開された。両キャラクターを演じる、「なにわ男子」の大西流星と藤原丈一郎がアフレコにのぞむ様子を収めた写真も披露されている。

桜木清右衛門と若王寺勘兵衛は、山田先生の息子でフリーの売れっ子忍者として活動している山田利吉と忍務をともにする忍術学園の卒業生。原作者・尼子騒兵衛氏が考案した完全オリジナルキャラクターであり、兵庫県尼崎市の地名が名前のルーツとなっている。

ゲスト声優の大西と藤原のアフレコには、雑渡昆奈門役の森久保祥太郎が演技指導として同席。本作が声優初挑戦となった大西は、「ひとつひとつが新鮮で、新しい経験をさせていただきました。でも隣にアフレコ経験がある先輩(藤原)がいたので心強かったです」と収録を振り返る。一方、2度目の声優挑戦となった藤原は、「初めてのことばかりだったので不安も多かったのですが、森久保先生が隣にいてくださったので、本当に心強かったです!」と明かした。

藤森雅也監督と森久保からどのような指導を受けたのか。桜⽊清右衛⾨役の大西は「『忍たま乱太郎』のことについても、アフレコの流れについても、すごく丁寧に教えてくださいましたし、所々で『もう少しこうしてみたらいいんじゃないか?』と提案をしてくださいました。短い時間でしたが、得るものが多かったですし声優のお仕事が楽しかったです」と言い、若王寺勘兵衛役の藤原は「特に闘うシーンで、ただ声を出すのではなくて“しっかり意味を持つこと”と細やかに指導してくださいました。でもどうやったらいいだろうと悩んだ時に、森久保さんが具体的に教えてくださって。藤森監督と森久保さんのバディが僕たちにとって、とてもやりやすい環境になっていました」と告白する。

そうした丁寧な演技指導を受けながら、アフレコを終えた2人は「優しく、より良い環境を作ってくださって、のびのびやることができました。“ありがとう心から”です(笑)」(藤原)、「森久保さんにすごく支えていただいて、こんなに安心感のある方はいないんじゃないかと思うくらい身を任せながらやらせていただきました」(大西)と感謝を述べていた。


忍たま乱太郎」劇場版最新作となる今作は、テレビシリーズの脚本を手がける阪口和久が執筆した「小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」を映像化。土井先生が消息不明になり、乱太郎きり丸しんべヱらが土井先生を取り戻そうとする激闘と絆の物語がつづられる。

「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」は12月20日から公開。

(左から)藤森雅也監督、藤原丈⼀郎、⼤⻄流星、森久保祥太郎 (C)尼子騒兵衛/劇場版忍たま乱太郎製作委員会