空き缶を使ってサラダ菜を水耕栽培する方法をまとめた動画がTikTokに投稿され、「私もこれならできそう」「この栽培方法最高ですね」と話題に。記事執筆時点で20万回以上再生され、8100件をこえる“いいね”が寄せられています。

【画像】種まきから43日後

●省スペースで家庭菜園を楽しめる方法を発信している投稿主

 投稿者は、省スペースで家庭菜園を楽しむ方法を発信している「みかんぼーや」さん。以前、ダイソーバケツを使い、水耕栽培オクラを育てる様子が話題となりました。

 今回はみかんぼーやさん史上1番簡単な水耕栽培である、空き缶1つで「サラダ菜」を育てる方法を教えてくれるようです。

●空き缶でサラダ菜を水耕栽培する方法

 今回育てていくサラダ菜はレタスの仲間で、柔らかく肉厚な葉がおいしい野菜です。名前の通りサラダの材料として使われるのはもちろん、肉料理魚料理の付け合わせなど、さまざまな料理に使われています。みかんぼーやさんによるとサラダ菜は涼しい気候を好むため、秋冬の栽培がおすすめなのだとか。

 それでは早速、サラダ菜の水耕栽培に挑戦してみましょう。今回必要となるものはサラダ菜の種、空き缶(缶切り)、スポンジダイソーの鉢底ネット、ハイドロボール(小粒)、液体肥料の6つです。

 まずはダイソーで購入したサラダ菜の種と、缶切りでフタを切り抜いておいた空き缶を用意します。そしてスポンジを小さく切り、種が落ちないように浅く切れ込みを入れてから種をまいていきましょう。スポンジにしっかり水を含ませておくと、種まきから4日ほどで発芽するそうです。

 そして“さまざまなものを使った水耕栽培を可能にする神アイテム”だという、ダイソーの鉢底ネットを用意。鉢底ネットの先端を切り落として種を植えたスポンジをセットし、缶に水を入れたらサラダ菜の水耕栽培セットが完成です。

 種まきから9日経過すると芽が伸びてくるため、支えにハイドロボールの小粒を入れておきます。なおこちらの動画は7月に撮影したため、水温が上がらないよう缶にアルミシートを巻いていたそうです。

 種まきから21日後。葉っぱが大きく成長し、根も伸びてきました。このタイミングで缶に入れていた水を液体肥料に交換し、この後は週に1回くらいのペースで液体肥料を丸ごと交換するといいそうです。

●ついに収穫!

 種まきから43日後、サラダ菜はついに収穫のときを迎えました。そしてたくさん生えた大きな葉っぱをかき取るように収穫していくと、初収穫から11日後には再び収穫できる状態に。サラダ菜の生命力ってすごい……!

 そこから13日後、あまりにも暑すぎてサラダ菜はとう立ちしてしまいました。暑い時期だとぐんぐん成長して上に伸びてしまうけれど、涼しい時期に植えるともっと長く収穫を楽しめるそうです。

●「やってみます」「私もこれならできそう」の声

 動画には「やってみます!サラダ菜好きなので」「ずぼらでなんでも枯らしちゃう……私もこれならできそう」「やってみたい!」「災害時用にかいわれ大根ブロッコリースプラウトと一緒にサラダ菜も種を備蓄してるんですがこの栽培方法最高ですね」「子どもの食育に最適かも」といった、たくさんのコメントが寄せられています。

 みかんぼーやさんはTikTokのほか、InstagramやX(旧Twitter/@mikanbo_ya1987)、YouTubeチャンネル「みかんぼーや1987家庭菜園」にて“省スペースでもできる家庭菜園の様子”を多数公開しています。

画像提供:みかんぼーや1987さん

空き缶を使ったサラダ菜の水耕栽培の方法を教えてくれます