みなさんは『ウーマンコミュニケーション』を知っているだろうか。
『ウーマンコミュニケーション』は言葉のなかに隠れたセンシティブな単語をクリックで見つけ出し、ハイスコアを目指すコメディゲームだ。SNS上では発売されると同時にその独特すぎるゲーム性が話題を呼び、配信界隈を中心に大きな話題となった。
今回紹介したいのは、そんな『ウーマンコミュニケーション』の健全版である『エブリワンコミュニケーション』だ。
あさって11/3(日)に秋葉原で開催される #デジゲー博 の出展内容を改めてお伝えします!
— ヤマダ / YAMADA (@GameCreatorNeko) November 1, 2024
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会話の中に隠された「動物の名前」を撃ち抜け! この出展のためだけに作られた誰でも遊べる言葉遊びゲーム『エブリワンコミュニケーション』を試遊いただけます。
②… pic.twitter.com/m6NQ9mt5RP
本作は11月3日に秋葉原で行われたゲームイベント「デジゲー博」の会場限定作品として公開されたものであり、記事執筆時点ではSNS上などで公開される予定はない。しかし遊んでみると『ウーマンコミュニケーション』のユニークなゲーム性はそのまま、より頭を使う内容となっており、原作とは別ベクトルの「面白さ」を感じられた。
本稿では現地でのプレイレポートと共にその模様を紹介していく。
開発者「ヤマダ」氏X(旧Twitter)はこちら『ウーマンコミュニケーション』Steamストアページはこちらから「動物」という概念の広さ。ルールが同じでも、題材かわれば数倍ムズイ
『エブリワンコミュニケーション』は会話の中で偶然出来上がってしまった「動物の名前」を見つけだし、クリックで打ち抜いていく”ことば探しゲーム”だ。原作の『ウーマンコミュニケーション』では会話の中で生まれてしまった「うっかりセンシティブワード」を見つけるといったゲーム性だったが、健全版では動物の名前になったことでマイルドに。
例えば「購買はパンがナンバーワン!これがサイコーなのよ」という文章であれば、「わんこ」と「サイ」という動物の名前が文章の中に隠されている。5秒おきに切り替わる文章の中、このような動物の名前を見つけられればポイントが入るといった形だ。
早速ゲームを開始すると、ステージ選択からはじまった。本試遊では計3つのステージを体験することができ、ステージが進むにつれ会話量が増えて行く形に。
ファーストステージは学校を舞台としたステージになっており、チュートリアル的な雰囲気で会話量も少なかったため、難なくクリアすることが出来た。
しかし、問題は2問目から。正直に言おう。
ぜんぜん動物の名前が見当たらない…..!どこいった….!!
本家『ウーマンコミュニケーション』では「センシティブワード」、いわゆる“下ネタ”を探す関係上、候補となる単語の数には限りがある。実際に数えてみたところ、100種類の単語が収録されているようであった。
一方、動物は全世界に何種類いるだろうか。
哺乳類、魚類、爬虫類……と数を上げたらきりがない。誰しもが知っているような動物だけで見てもざっと500種類以上はいるような気もする……。
このように、隠されている候補となる動物の数が多いため、自然と難易度が上昇しているのだ。そのため、『エブリワンコミュニケーション』は本家と“ことばを見つけたときの感じ方”が少し違い、普段使わない脳のメモリを動かすので「脳トレ」のような感覚で、見つけたときのスッキリ度が倍増している。
そして、ことばを見つけた際はかわいい動物の画像が出て来るので温かい気持ちにさせられた。これは、センシティブな題材を取り扱う本家では得られない感情であろう。
こうして筆者は言葉探しを進めたものの、最終ステージでは4/13しか動物を見つけられなかった。
くやしい…….。
再度、本作が遊べる機会があればリベンジをしたいものだ。
『エブリワンコミュニケーション』は配布の予定はないものの、本家『ウーマンコミュニケーション』については現在PC(Steam)にて配信中。作者・ヤマダ氏のX(旧Twitter)では最新情報も発信されているため、興味があればあわせてチェックすると良いだろう。
また、ここまで読んでくれた読者のために最後に少しだけ最終ステージのスクショを添付しておく。興味があれば動物の名前を探してみてほしい。
▲最終問題から一部抜粋
開発者「ヤマダ」氏X(旧Twitter)はこちら『ウーマンコミュニケーション』Steamストアページはこちらから
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