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ダウンタウンの松本人志(61)と『週刊文春』との裁判について、11月8日吉本興業の公式サイトより、双方の合意のうえ訴えを取り下げたことが発表された。

事の発端は、2023年12月に『週刊文春』が、松本から性的行為を強要されたと訴える女性の証言を元にした記事を掲載したことから。この記事を受けて松本は今年1月に芸能活動を休止し、発行元の文藝春秋に5億5000万円の損害賠償などを求める訴訟を起こしていた。

松本の活動再開について吉本興業は、《関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます》とコメント。復帰を示唆するコメントにファンが盛り上がりを見せるなか、一部の過激な“まっちゃん擁護派”からは、松本に対して否定的な発言をした女性タレントへの“戦犯扱い”が始まっている。

主に名前を挙げられているのは、指原莉乃(31)、アンミカ(52)、村重杏奈(26)の3人。

彼らの言い分は、性加害の物的証拠がなかったことが判明した今、

《忘れてねぇからな!》
《きちんと謝罪すべきだろ》
《金輪際まっちゃんにかかわらないでほしい》
《TVから消えろ》

というもの。

指原は、松本の性的強要疑惑が報道された後、『ワイドナショー』(フジテレビ系)の年末特番に出演。ネットの憶測で被害を主張する女性がバッシングされていることに対し、「セカンドレイプなんじゃないか」と女性を擁護する発言を残している。

「指原さんはあくまでも被害を訴える女性へのいわれのない批判に対して苦言を呈したかったのだと思います。しかし当時はまだ裁判も始まっておらず、どちらの主張が正しいのか真偽不明な状況。指原さんは『ワイドナショー』で松本さんと共演していたこともあるため、文春の報道を事実とした前提で女性側を擁護する発言に、《恩知らず》といった非難の声もあがりました」(芸能ライター)

同じく松本と共演が多かったアンミカも、女性側を擁護するコメントを残している。今年2月に出演した『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、あくまで真偽不明であることを前置きしつつ「飲み会をセッティングした人にしたら『楽しい飲み会のはずだった』。でも『ハラスメント』と言われるものは、見る角度からすると違うことがある」と発言。まっちゃん擁護派から《裏切り者》と批判の声が相次いだ。

また、村重は今年2月放送の『LIVEコネクト!』(関西テレビ)にて、後輩芸人が松本に女性をあてがう“上納システム”について松本が《強要したわけではない》とコメントしたことに対し、「嘘ついてんじゃん」と指摘。さらに松本側の《性的なことを目的とした飲み会ではなかった》という主張については、女性が怖い思いをしたと言っているなら「シンプルに謝ればいいんじゃないかなと思います」と厳しい意見を述べた。

松本の活動再開への期待が日に日に高まる一方で、かつて松本に否定的なコメントを残したタレントに対する戦犯探しが始まっている。否定的なコメントを発したタレントたちは、おそらくまっちゃん復帰に戦々恐々としているのではないだろうか。