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(写真:時事通信

《議場での撮影が禁止されていることを知らず、本日、写真を議場内で撮影をしてしまいました。また、同僚議員の方にもお声がけをしてしまいました。お詫び申し上げます。より一層勉強するとともに、気を引き締めてまいります》

11月11日、Xにこう綴ったのは自民党の福田かおる衆院議員(39)。

先月の衆院選で初当選を果たした福田議員は、この日が初登院。SNS上では議場内の座席が隣同士だった、同じく自民党の向山淳衆院議員(40)に座席に座った様子を撮影してもらうなどする様子をとらえた中継映像が拡散。議場内での許可なき撮影は禁止されているため、「修学旅行気分かよ」などの批判が続出し、X上で謝罪することとなった。さらに13日には、自民党が衆議院の議院運営委員会の理事会で、2人に厳重注意をしたとして陳謝。軽い気持ちでの写真撮影が、大事となってしまったようだ。

そんな福田議員だが、”写真”を使った “地道な活動”が現在ネットで注目を集めている。福田議員はGoogleマップ上で、顔写真付きで飲食店に大量の口コミを投稿しているのだ。

「福田議員は自身の選挙区である東京18区(武蔵野市小金井市西東京市)のお店に、1年ほど前から100件近い口コミを投稿しています。最新のものは1ヵ月前に投稿されたもので、定食とともに自身の写真をアップ。《くつろげる空間》《コスパが良い》と綴っています。なかにはお店のオーナーが返信し、来店を感謝しているものもありました。口コミはどれもしっかり書かれており、全て星5つ評価。味だけでなくWifiや電源情報を記しているものもありました。多くの投稿に、自分が写った写真もアップしており、趣味を兼ねて知名度アップを狙った戦略のようです」(全国紙記者)

お店の口コミをチェックするたびに、福田議員の存在が図らずともPRされることに。斬新な手法に、Xでは衝撃を受ける人が相次ぎ、「令和の“ドブ板”」と感心する声がこう上がっている。

《不適切利用どうこう以前に、こんなネットドブ板よく思いついたな笑》
《すっごいネットドブ板。素直に感心するわね》
《コメントもお店ごとにちゃんと書いてるし、自分の写真以外に料理の写真も載せてるし、個人的には好印象だけどな》
この発想はなかった 素直に感心した》