スマートフォンだけでなく、ウェアラブルにも力を入れるシャオミから、新型のスマートバンド2モデルが発表された。
1.74型有機ELディスプレーを搭載し、最大21日間駆動のバッテリーを搭載した「Xiaomi Smart Band 9 Pro」と、薄型ボディーながら1.47型ディスプレーを採用し、50種類のスポーツモードや、5ATMの防水規格に対応する「Xiaomi Smart Band 9 Active」の2モデルが登場した。
発売はどちらも今日14日からで、価格はXiaomi Smart Band 9 Proが9280円、Xiaomi Smart Band 9 Activeが2980円。取り扱いはシャオミ公式サイトやAmazon.co.jp、量販店など。
大画面で大容量バッテリーが魅力の
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」
Xiaomi Smart Band 9 Proのディスプレーは1.74型と大きいだけでなく、2.2mmの極めて細いベゼルで画面占有率も高く、最大輝度は1200ニトと屋外でも見やすい。リフレッシュレートは60Hzなので表示も滑らかだ。
5つの測位衛星に対応したGNSSは、測位精度が33%向上したという。さらにコンパス機能が加わったので、スマホがなくてもランニングなどのワークアウトが可能になった。さらにリニアバイブレーションモーターを新搭載し、通知のバイブレーションなどがより繊細に。
そして、なんといっても350mAhのバッテリーを搭載したことで、通常使用で最大21日間の稼働が可能になったことが特徴。前モデルは289mAhで最大14日間駆動だったので、1週間ぶん増えた計算になる。なるべく充電を意識せずにスマートバンドを使いたい人にはうれしいアップデートだ。
本体サイズは約43.27×32.49×10.9mm、重さは24.5g(ストラップ除く)。Bluetoothは5.4に対応。5ATMの防水性をを持ち、電子コンパスや光学式心拍センサー、パルスオキシメーターといったセンサーを搭載する。ほかには150種類以上のワークアウト・スポーツモードや10種類のランニングモードをサポートする。
カラバリはオブシディアンブラック、ローズゴールド、ムーンライトシルバーの3色。
ワークアウトに最適の軽量モデル
「Xiaomi Smart Band 9 Active」
Xiaomi Smart Band 9 Activeは16.5gという重さで、付けていることを意識せずに使える軽量モデル。さらにディスプレーは1.47型液晶で、9.99mmという薄さ、そして2980円という超低価格が魅力。
バッテリーも300mAhと大容量で前モデルから90mAh増えている。そのぶん、重さは1.6g増の16.5gとなった。本体サイズは約45.9×26.94×9.99mmと、薄さはそのままに少し大きくなった。カラバリはブラック、ベージュホワイト、ピンクの3色。
防水性能は5ATMで、Bluetoothは5.3 BLE。センサーは加速度とRPGセンサーのみ。ワークアウト・スポーツモードは50種類以上に対応する。Xiaomi Smart Band 9 Proと比べるとできることは控え目だが、付けていることを忘れそうな軽さと、圧倒的に安い価格で初めてのスマートバンドにピッタリといえる。
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