非常に強い台風25号(ウサギ)は週末以降は沖縄の南でノロノロ 週末沖縄は大雨、大しけの恐れ
きょう14日(木)午前9時現在、日本の南には台風23号、24号、25号の3つの台風が発生中です。
その内、台風25号(ウサギ)は次第に沖縄に接近し、沖縄では今週末、警報級の大雨や大しけとなる恐れがあります。
■動きが遅く沖縄で影響が長引く
きょう14日(木)午前0時、台風25号は非常に強い勢力になりました。
午前9時現在も、非常に強い勢力で暴風域を伴いながらフィリピンの東を北西に進んでいます。
今夜にかけて、非常に強い勢力を保ち、バシー海峡を北西進する見込みです。
その後、勢力を落としながらバシー海峡で進路を北に変え、ゆっくり北上するでしょう。
17日(日)には沖縄の南に達し、先島諸島へ接近する見込みです。
19日(火)にかけて沖縄の南にほとんど停滞し、19日(火)午前9時には熱帯低気圧に変わるでしょう。
17日(日)以降は動きが遅くなり、沖縄の南でほとんど停滞するため、沖縄では影響が長引く恐れがあります。
■今週末は警報級の大雨や大しけ
沖縄は台風周辺や高気圧の縁を回る湿った空気の影響で、大気の状態が不安定となるでしょう。
今夜から雨の降り出す所があり、あす15日(金)は局地的に雷を伴い激しく降る見込みです。
台風の進路によっては15日(金)～17日(日)にかけて、警報級の大雨となる恐れがあります。
また、台風のうねりが到達し、次第に波が高くなるでしょう。
先島諸島では16日(土)は強い風が吹き、しける所がある見込みです。
台風の進路によっては、週末は警報級の大しけとなる恐れがあります。
沖縄に接近する頃には、暴風域は伴わなくなる見通しですが、動きが遅いため、雨や風の影響が長引くでしょう。
油断はせずに早めの備えをお願いします。
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