グリーは、グループ企業のWFS、ポケラボ、グリーエンターテインメントが展開する3社のライブサービスゲーム【※】事業を2025年1月1日付でWFSに統合すると発表した。

【※】ライブサービスゲーム:プレイヤーがオンラインで長期間にわたって楽しめるゲームの形態。リリース後もイベントやコンテンツ追加などのアップデートを定期的に行い、“プレイヤーに新しい体験を提供し続ける”点を特徴としている

あわせて、PC・家庭用ゲーム機向けのコンシューマゲーム事業を担う新会社「GREE Studios株式会社」を11月1日(金)付で設立したことも明らかにしている。

グリーがコンシューマゲーム事業を担う新会社「GREE Studios」の設立を発表。ライブサービスゲーム事業の統合も明らかに_001

発表によると、今回の組織変更はライブサービスゲーム事業のさらなる効率化と事業規模の拡大、およびユーザー体験の強化を目的に実施されるという。

なお、今回の組織変更にあたってポケラボはWFSに吸収合併され、WFS傘下の「ポケラボ」ブランドとして存続されるほか、グリーエンターテインメントはアニメ製作とゲームライセンス事業を中心としたIPプロデュース会社として継続される。

グリーがコンシューマゲーム事業を担う新会社「GREE Studios」の設立を発表。ライブサービスゲーム事業の統合も明らかに_002

また、新会社のGREE StudiosはWFSおよびポケラボが持つコンシューマゲーム事業を集約する新企業で、強固な産業基盤の構築とグループにおけるユーザー層の拡大、事業成長の促進を目的のひとつとしているようだ。

なお、現状のグリーは2025年1月1日付で持株会社体制へ移行し、社名はグリーホールディングスに変更される。

グリー公式サイトの告知トピックはこちらGREE Studios株式会社の公式サイトはこちら

プレスリリースの全文は以下のとおり。


グリー、ライブサービスゲーム事業をWFSに統合し、事業推進を加速

〜新たにコンシューマゲーム事業に特化したGREE Studiosを設立~

リー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:田中 良和)は、さらなる事業推進とユーザー体験の強化を目的に、ゲーム・アニメ事業の株式会社WFS(本社:東京都港区、代表取締役社長:柳原 陽太、以下「WFS」)、株式会社ポケラボ(本社:東京都港区、代表取締役社長:前田 悠太、以下「ポケラボ」)およびグリーエンターテインメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:柿沼 洋平、以下「グリーエンターテインメント」)3社のライブサービスゲーム(※1)事業を中心に統合(以下、「本組織変更」)し、2025年1月1日(水)より、WFSにおいて事業運営してまいります。さらにコンシューマゲーム事業(※2)のGREE Studios株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:前田 悠太、以下「GREE Studios」)を2024年11月1日(金)付で、新たに設立し、より強固な体制で事業推進を行います。

本組織変更により、これまでWFS、ポケラボ、グリーエンターテインメントの各社が培ってきたライブサービスゲーム領域の技術力や運営ノウハウをWFSに結集し、より質の高いライブサービスゲーム体験をユーザーに提供する体制を整えます。事業運営の効率化と事業規模拡大により、競争力を高め、今後の市場ニーズに柔軟かつ迅速に対応することを目指します。なお、本組織変更において、WFSを存続会社としてポケラボを吸収合併し、今後も「ポケラボ」はWFS傘下のブランドとして継続運営するほか、グリーエンターテインメントはアニメ製作・ゲームライセンス事業を中心としたIPプロデュースの会社として引き続き継続します。

また、現在コンシューマゲーム市場では、マルチプラットフォームプレイのさらなる進化がトレンドとなっており、国内外において今後一層の成長が期待されています。こうしたコンシューマゲーム市場に向けて、強固な事業基盤を構築し、同領域におけるグリーグループのユーザー層の拡大と事業成長を促進するため、WFSおよびポケラボが持つコンシューマゲーム事業を集約し、新たにGREE Studiosを設立しました。
GREE Studios株式会社:https://www.gree-studios.com

<ライブサービスゲーム事業統合および新会社設立 体制図>

*グリー株式会社は2025年1月1日付で持株会社体制へ移行し、グリーホールディングス株式会社に社名変更します。詳細は以下のお知らせをご確認ください。

(開示事項の経過)持株会社体制への移行に向けた会社分割(簡易吸収分割)、分割準備会 社の設立並びに定款の一部変更(商号及び事業目的の変更)に関するお知らせ

グリーグループは、ゲーム・アニメ事業の新体制において、より効率的な事業運営と質の高いコンテンツの提供に努め、今後もゲームの開発および運営に注力し、自社IPの創出とブランド価値の最大化に向けて積極的に取り組んでまいります。

(※1)ライブサービスゲームは、プレイヤーがオンラインで長期間にわたって楽しむことができるゲームの形態で、リリース後も定期的にコンテンツの追加やイベントなど、アップデートが行われ、プレイヤーに新しい体験を提供し続けるゲームであることが特徴
(※2)PCゲーム家庭用ゲームソフトを中心とするデジタルエンターテインメントコンテンツの企画、開発、運営

◾️株式会社WFSについて

株式会社WFSは、運営するゲームブランド「ライトフライヤースタジオ」において、心が震える物語体験ができるRPGを中心に手掛けるゲーム開発会社です。「新しい驚きを、世界中の人へ。」というビジョンのもと、新しいゲーム体験を生み出し、多くの人に楽しんでもらえる最高のゲームを生み出すことを目指しています。
株式会社WFS : https://www.wfs.games/

◾️株式会社ポケラボについて

ポケラボは、「ソーシャルアプリで世界と人を変える」というミッションのもと、ファンの方々の高い期待を超えられる作品を創ることを目指しています。株式会社スクウェア・エニックスとの共同開発タイトル『SINoALICEシノアリスー』や、メディアミックス企画の『アサルトリリィ Last Bullet』では製作委員会の運営や海外展開、音楽ライブの主催など、IPプロデュース事業も積極的に推進しています。新作アプリゲーム『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』については、株式会社アニプレックス、株式会社f4samuraiと共同開発中です。
株式会社ポケラボ : https://pokelabo.co.jp/

◾️グリーエンターテインメント株式会社について

「日本発のIPとゲームで、世界を熱狂させる。」をミッションに掲げ、アニメ製作委員会への参加や原作の開発のほか、ゲーム展開をはじめとした国内外での事業開発と、作品のグローバル展開をプロデュースするなど、アニメIPを中心としたIPプロデュース事業およびゲーム事業を展開しています。
グリーエンターテインメント株式会社 : https://gree-entertainment.com/


グリー公式サイトの告知トピックはこちらGREE Studios株式会社の公式サイトはこちら