思いがけずラブホテルに泊まる羽目になったという人もいるようだ。投稿を寄せた長野県の男性(70代~)もその1人。ホテルの予約サイトで「格安・温泉・ホテル」のキーワードで検索し、安い順に比べた結果、「希望の街に一番近いホテル」に決めた。ところが……
「当日、ナビの案内通りに進むと、たどり着いたのはなんといわゆるラブホテル。自分達夫婦はあと数年後には金婚式を迎えようといういわゆる高齢者ですよ。ビックリしました」
確かに、ホテル名や写真だけではラブホだと気づかないこともある。男性たちは、このあとどうしただろうか。(文:天音琴葉)
「恐ろしく大きなベッド、バカデカイ浴槽と広すぎる程の洗い場」
まさかのラブホに戸惑ったものの、
「せっかく予約したし 格安だし……そのまま入室してお世話になりました」
と明かした男性。ラブホの充実した施設に驚きの連続だったようだ。
「入ってまたビックリ。広々とした部屋、恐ろしく大きなベッド、バカデカイ浴槽と広すぎる程の洗い場、アメニティーの充実ぶり」
「我が家の70インチのテレビを遥かに越えるバカデカイテレビ。しかもそれを使った通信カラオケが無料で歌い放題」
ルームサービスは24時間可能で、メニューの豊富さにも驚いたという。無料の朝ごはんもついており、「和食含む四種類から選べて希望の時間に届けてくれる」と感激したようだ。
「それでいてビジネスホテルのツインに二人で泊まる料金の3分の1以下の料金。おっちょこちょいな自分の失敗の中でも数少ない結果オーライとなりました」
ラブホのコスパの良さを体験したあと、夫婦の趣味の「車中泊の旅」も変化したという。
「暑さ寒さの対策が必要な時は敢えてラブホテルを検索して利用するようになりました。若い頃みたいなイヤらしい目的ではなく、本当にゆったりリラックスできる有難い存在になりました」
少子高齢化の影響はラブホにも及んでいると言われる。高齢客を呼び込むことで、起死回生を図れるだろうか。
※キャリコネニュースでは「ラブホにまつわるエピソード」をテーマにエピソードを募集しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/6UPBVFCK
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