間一髪で「あの時は運が良かった」と胸をなでおろした経験はあるだろうか。神奈川県の50代男性(不動産管理/年収800万円)は、「若かりし頃、東北ドライブ旅行の帰り道」で経験した出来事を語った。その日、東北自動車道を走行していた男性は、
「いけない事ではあるのですが、法定速度を超えて追い越し車線を走行していて」
と恐らく100キロ超のスピードを出して走っていた。(文:篠原みつき)
「走行車線にいた車の屋根から突然回転灯が飛び出して…」
速度超過で走れば、当然前の車との距離は縮まる。「前の車に接近すると、みんな車線を譲ってくれていた」と回想する。譲ってくれたというか、避けざるを得ないほど迫った結果だろう。普通に迷惑だ。ところが、横浜ナンバーのとあるコンパクトカーに近づいた時だった。
「その車は加速をしていきました」
つまり道を空けるのを嫌がってさらにスピードを上げた車がいた。しかし男性は「まぁ、レースをしている訳ではないので、私はそのまま走行していた」と走り競り合いには乗らなかった。すると、
「(コンパクトカーが)加速して数十秒後、走行車線にいた車の屋根から突然回転灯が飛び出して、その車は御用となりました」
なんと、すぐ近くに覆面パトカーがいたのだった。
「もしその車が道を譲ってくれていたら……」
事なきを得たものの、スピード違反で捕まっていたのは自分だったかもしれない。ラッキーだったと言えなくもないが、そもそも男性が法定速度を超過してコンパクトカーに迫ったことも元凶の一つだろう。反省したのか、
「その後の帰り道はもちろん、現在でも法令順守での走行を心がけています」
と書いていた。
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