親世代が子どもに就いてほしいと考えている仕事は何か。AZWAY(東京都新宿区)が調査結果を発表し、1位は「会社員」(240人)だった。2位は「公務員」(201人)、3位は「薬剤師」(105人)が続いた。
【調査結果】親世代が回答した「子どもに就いてほしい仕事」ランキング
1位の「会社員」については「会社に行き働いていれば給料はもらえるので安定と安心感がある」など、安定感に魅力を感じる声が集まった。2位の「公務員」を選んだ人からは、会社員と同じく安定を評価する声が挙がり、休暇の取りやすさや福利厚生もポイントに挙がった。3位の「薬剤師」については、どのような状況になっても需要がある点に評価が集まった。
4位以下は「医師」(88人)、「エンジニア」(82人)、「看護師」(77人)、「経営者」(72人)、「フリーランス」(67人)、「クリエイター」(63人)、「士業」(59人)が続いた。
親の年収別に見ると、いずれの年収帯でも「会社員」「公務員」「薬剤師」を希望する人が多かった。一方、年収が1000万円を超えると「経営者」が1位にランクイン。年収が多い人ほど、子どもに経営者になってほしいと望んでいることがうかがえる。
親の最終学歴別でも、各属性で「会社員」か「公務員」がトップとなり、ほとんど差が見られなかった。2位以降を見ると「中学校卒業」ではランク入りした職種の数が多く、好みの仕事に多様性があることがうかがえる。また「会社員」が3位で、他の属性より順位が低い傾向にあった。
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