イングランド代表は14日、UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグB・グループ2第5節でギリシャ代表とのアウェイ戦に臨み、0-3で快勝した。

3勝1敗の2位イングランド(勝ち点9)は、多数の選手がコンディション不良を理由に代表合流を辞退した中、苦言を呈したケインがベンチスタートとなって最前線にはワトキンスが入り、ベリンガムゴードン、マドゥエケらと前線を形成した。そしてカーティス・ジョーンズが代表初キャップを刻んだ。

首位ギリシャ(勝ち点10)に対し、イングランドが7分に先制する。ベリンガムのパスを受けたマドゥエケがボックス右ポケットへ侵入。マイナスのクロスをワトキンスが合わせた。

先制後もイングランドがボールを握った中、30分のピンチではGKピックフォードがツィミカスのシュートをセーブハーフタイムにかけても主導権を握ったイングランドが1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半もイングランドが押し込む流れとすると、53分に追加点のチャンス。マドゥエケのパスをボックス右で受けたニコ・ルイスが枠内シュートを浴びせたが、GKヴラホディモスにセーブされた。

直後にもベリンガムのヘディングシュートがポストに直撃したイングランドは、63分のピンチではGKピックフォードがヨアニディスのシュートを好守で阻止。

その後、ケインを投入したイングランドは73分にケインがミドルシュートで牽制すると、78分に追加点。持ち上がったベリンガムがボックス手前からミドルシュート。これがGKに当たってゴールに吸い込まれた。

さらに83分、巧みなヒールシュートでゴールを陥れたカーティス・ジョーンズに代表デビュー弾も生まれたイングランドギリシャに勝ち点で並び、直接対決の関係から首位浮上としている。

イングランドは17日、アイルランド代表とホームでリーグ最終戦を戦う。

ギリシャ 0-3 イングランド
イングランド
オリー・ワトキンス(前7)
オウンゴール(後33)
カーティス・ジョーンズ(後38)

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