おそ松さん」(公式サイトより)

漫画家・赤塚不二夫氏の生誕80周年を記念して、 同氏の代表作「おそ松くん」が今秋テレビアニメ化されることが分かった。「おそ松くん」がアニメ化されるのは3度目で、1988年度版以来27年ぶり。今作では、「おそ松さん」と題して、松野家に生まれた6つ子が成長して大人になった姿を描く。

監督には「銀魂」などの藤田陽一氏、キャラクターデザインには「劇場版ドラえもん」総作画監督を務めた浅野直之氏など、実力派スタッフが集結する。

登場人物は、成長した6つ子を主役に、その両親やトト子チビ太イヤミデカパン、ダヨーンなど、おなじみの個性的なキャラクターが勢ぞろい。長男・おそ松の声優を櫻井孝宏が担当する。そのほかのキャストは後日発表とのこと。

今回、大きくなった6つ子たちのビジュアルも解禁された。大人になった今でもおそろいの服を着て、同じ家に住んでいるという仲のよさ(?)がうかがい知れるものとなっている。


「おそま通信」第1号(公式サイトより)

また、6つ子にちなんで、6の付く日に「おそま通信」を発行することも決定した。現在、公式サイトで第1号を公開中。6つ子からのコメントなどを掲載している。次号は7月16日発行予定。

おそ松くん」は、1962年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載がスタートし、単行本の累計発行部数が1000万部を超えた伝説的ギャグ漫画。「シェー」と叫ぶギャグは、国民的流行語にもなった。

(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会