台湾では、これまでもありのままの姿の食材をまるごと乗せていくスタイルのフードメニューで世界中の度肝を抜いていたが、それに触発されたのか、今度は中国のピザハットでもその流れに乗ったようだ。
アジア圏で人気のゲーム「ダンジョン&ファイター(アラド戦記)」とコラボしたそのメニューは、ゲームに登場するゴブリンをモチーフにしたもの。
ゴブリン役をつとめているのはから揚げになったウシガエルまるごと1匹である。目は卵とオリーブとケチャップで表現されており、たっぷりのパクチーが敷き詰められている。
ビジュアルだけでお腹いっぱいになりそうで、戦っても勝てないような気もしてきた。
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中国のピザハット限定メニュー「ゴブリンピザ」
中国のピザハットは2024年11月21日から12月19日まで、3店舗のみで「ゴブリンピザ」の限定販売を開始すると発表した。
このピザは人気のゲーム「ダンジョン&ファイター(アラド戦記)」のゴブリンをモチーフにしたもので、から揚げにしたウシガエルがピザの中央にドカーンと鎮座しており、まわりには大量のパクチーが敷き詰められている。
もうなんか、ピザの概念がよくわからなくなってくるわけで、ピザ生地はある意味、キャンバスのような役割を果たしているのかもしれない。
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ソースはピリ辛のマーラ風味となっている。カエルの肉も、鶏肉のような風味と柔らかな食感で、料理的にはおいしいかもしれないが、ピザに乗せる必要があったのかどうかはアイドンノウだ。
ピザハットの食品開発者はゴブリンに近づけるべく、何度も試行錯誤を経て、ようやくこの域にたどり着いたのか?それとも一瞬のひらめきがそうさせたのか?開発者のコメントを聞いてみたいものだ。
本当に販売されていたようで、実際に注文した人が撮影した画像もいくつか投稿されているが、見本の画像通りとはいかなかったようだ。
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ゴブリンピザのお値段はオプションに応じて69元(約1,470円))から169元(約3,600円)となっている。
さすがに地元の人々も衝撃を受けたようで、「ハロウィンはもう終わったはずなのに」、「アラド戦記のゴブリンというより、『ダークソウル』シリーズのカエル(バジリスク)のようだ」、「これはイタリア人に見せない方がいい、国際紛争が始まってしまう」などの声が上った一方、「私はこういうの好き」、「味はうまいに違いない」、「ウシガエルはおいしいからこれも絶対おいしいはず」など、肯定的な意見もあがった。
カエルを食べる文化のない海外の人々の反応はもうちょっと辛辣で「二度とピザが食べられなくなる」、「夢に出そう」などの声があがった。
台湾のピザハットでは2024年のハロウィンに、揚げたイカの触手をイカ墨で染めた、「ゴーストハンドピザ」を限定販売しており、それなりに好評だったようだ。
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今後はこの見た目インパクトな流れ、中国本土でもブームになりそうな気配。
追記(2024/11/25):台湾のピザハットとして紹介しましたが、実際には台湾のメディアが紹介した中国のピザハットであることが判明しました。本文を訂正し、お詫び申し上げます。
References: 中国必胜客学坏推「哥布林披萨」 整只炸牛蛙搭香菜摆上超惊人|壹苹新闻网[https://nextapple.com.sg/eattravel/20241121/D8C844ACD1F9F670E4C5B9028AE68103] / 中国必胜客披萨 放整只炸牛蛙 网友开箱超傻眼_无忧资讯[https://info.51.ca/articles/1368504]
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