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新大阪駅ほぼ直結インター「豊崎」まもなく部分完成

新大阪駅の最寄り高速ICとなる「豊崎IC」(仮称)が、まもなく部分完成となる見込みです。この工事に伴い国道423号「新御堂筋」の新淀川大橋で実施されていた長期車線規制が2024年12月20日(金)早朝に解除となります。

豊崎ICは、新淀川大橋の南詰で建設されている阪神高速淀川左岸線」のICです。新淀川大橋の上り線(南行き)では、このランプを接続させるために左1車線を2023年9月から終日規制していましたが、接続工事が完了し、開放するということです。

このランプは、2025年4月から始まる大阪・関西万博の際、暫定的に利用が始まります。

地下トンネルが主体となる淀川左岸線(2期、海老江ー豊崎4.4km)の工事はまだまだ続きますが、万博のシャトルバスや高速バスなどの専用アクセスルートとして、“使える部分”だけで海老江JCTまで暫定利用が実施されます。

新淀川大橋から弧を描いて地上に降りていく今回のランプは、本来ならば地下トンネルへ直結するところ、暫定利用時はひとまず、地上の淀川左岸線用地を活用した走行路に接続する形となります。

また、橋の反対側には、淀川左岸線から弧を描いて新淀川大橋へ接続するランプも建設中で、こちらも暫定利用される見込みです。

なお、阪神高速道路によると淀川左岸線の暫定利用は万博期間中のみの予定だそうです。

豊崎IC接続のため車線規制中の新淀川大橋。2024年4月(乗りものニュース編集部撮影)。