絶対に雪の上を歩きたくない。肉球は冷たくなるし、滑るしろくなもんじゃない。でも仲良しの猫には会いに行きたい。そう考えた猫は独特の歩行スタイルを生み出したようだ。
上の画像を見れば一目瞭然なのだが、「白線を踏んだらアウト」なゲームをひとりでやったことがある人なら、この猫の気持ちもわかるはずだ。まあ私のことなんだけど、なんとなく踏んだら負けな気がするんだよな。
猫が編み出した雪を踏まない歩行方法
オランダ、アムステルダムに住む黒白ハチワレ猫のシンプソンは、つながっている2軒の家の屋根と屋根の間を通って、仲良しの茶トラ猫に会いに行くのが日課だ。
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だがあいにく屋根と屋根の隙間の部分に雪が積もってしまった。
過去に雪で嫌な思いをしたことがあるのだろう。シンプソンは絶対に雪を踏みたくなかった。でも友達には会いに行きたい。
そこで考えた歩行方法がこれだ!
雪をまたぎながら、屋根の傾斜を利用してガニマタで歩くスタイル。肉球が雪に触れたらアウトなので慎重に進んでいく。
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これはちょっとした隠密行動をするニンジャ、あるいはスパイダーキャットといったところか。
この動画はRedditに投稿され多くの人の笑いを誘った
「おばかっぽいけどかわいい!肉球を絶対に濡らさないという鉄の意志が感じられる」、「「シンプソンはシルク・ドゥ・ソレイユのオーディションを受けるために練習しているのか?」、「これを見ると『ミッション:インポッシブル』のテーマ曲が聞こえてきそうだ」などの声が上がった。
なんと相方の茶トラ猫もこの技を習得していた!
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だが驚くのはこれだけではない。シンプソンの友人である茶トラの猫も、同様の歩き方を習得していたそうだ。
2匹は極秘で一緒にトレーニングでもしていた、とでもいうのだろうか?
猫界隈でこの歩き、ブームになりそうな気配
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