週末 再び強い寒気南下 日本海側は大雪・吹雪 関東北部も警報級の大雪の恐れ 

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この先1週間、冬型の気圧配置が強弱を繰り返しながら続き、日本海側を中心に雪や雨、太平洋側は晴れて乾燥する日が多いでしょう。
11日(水)~12日(木)と週末14日(土)~15日(日)は、冬型の気圧配置が強まり、特に週末は日本海側を中心に大雪や荒天、関東北部も警報級の大雪となる恐れがあります。

■11日(水)~12日(木)
大陸の高気圧が日本付近に強く張り出し、冬型の気圧配置が強まるでしょう。
また、上空1500m付近で-6℃以下の平地で雪が降る目安の寒気が北陸付近まで南下する見込みです。
北海道日本海側やオホーツク海側を中心に雪が降ったり止んだりするでしょう。
積雪の増加や吹雪による視界不良に注意して下さい。
東北は日本海側を中心に、湿った雪から次第にしっかりとした雪に変わる見込みです。
北陸は次第に雨から雪に変わり、山沿いを中心に積雪が増加するでしょう。
近畿北部や山陰は雨に雪の混じる所がある見込みです。

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■週末更に強い寒気南下 関東北部も警報級の大雪の恐れ
週末、低気圧が発達しながら日本の東を北東進し、再び冬型の気圧配置が強まるでしょう。
更に強い寒気が流れ込み、平地で雪が降る目安の寒気が西日本まで南下する見込みです。
北日本日本海側~北陸は雪が降ったり止んだりで、積雪の急増に気をつけてください。風が強まり、荒れた天気となるでしょう。交通機関にも影響が出そうです。
また、きのう8日(日)、群馬県の一部では今季初めて大雪警報が発表されましたが、次の週末も群馬県の北部や長野県の北部で警報級の大雪となる恐れがあります。
大雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、降雪が予想される地域へお出かけの際は、最新の気象情報、交通情報の確認をお願いします。冬用タイヤの装着・チェーンの携行も忘れずに。
西日本は、近畿北部や山陰で雪、九州北部で雨に雪の混じる所があるでしょう。

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■冬本番の寒さの日も
この先1週間、北日本は平年より気温の低い日があるでしょう。
東・西日本は平年並みですが、週末や週明けは平年より気温が低くなり、ぐっと冷え込み冬本番の寒さとなりそうです。

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