アニメ『聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク>』のBlu-ray&DVD発売を記念したイベント『亜鐘学園学園祭~We are the ・夏~』が12日、東京・虎ノ門のニッショーホールで開かれ灰村諸葉役の石川界人、嵐城サツキ役の竹達彩奈、漆原静乃役の悠木碧、四門摩耶役の小倉唯、百地春鹿役の内田真礼、エレーナ・アルシャヴィナ役の上田麗奈が登壇し、司会はお笑いコンビ『天津』の向清太朗が務めた。

 前世の記憶に目覚めた者が集う高校・亜鐘学園が舞台。唯一ふたつの前世の記憶を持つ主人公・灰村諸葉と、諸葉と前世で深い絆を持ったサツキと静乃。そんな少年少女ら学生が繰り広げる剣と魔法の学園モノのファンタジー作品で今年1月から1クールで放送された。

 イベントがスタートすると、石川による影ナレーションから始まり、竹達&悠木のユニット『petit milady』が、和装衣装で登場。オープニングテーマ『緋ノ糸輪廻ノGEMINI』からスタートし、場内のテンションを一気に上げてスタート!

 昼の部はアンジェラジョンソン役の小見川千明が加わってのものに。舞台上に石川がヲタ芸をするような感じでジャンプして飛び出してくると、ほかのキャストも続いてサービス満点だったが、石川はやり過ぎたのか、悠木の後ろに隠れ怯えてしまう一幕も。

 事前にWeb上で投票があったバトルシーンベスト5を振り返る『思い…出した!名場面トークを開始。5位となった4話の『諸葉VSエドワード』の回の話では、この回でサー・エドワード・ランパード役の羽多野渉が鼻歌を歌いながら出てくるシーンがあったそうだが、それはアドリブだったことが石川から明かされることとなり、「割とこの作品はアドリブを入れたりとか、遊んでいるアニメなので」と、遊び心が結構入っている作品だったことを告白。さらに、竹達がラップをするシーンもアドリブだったという裏話も飛び出した。

 ほかにも、4位は8話『サツキVSソフィ』、3位は5話『百地VS諸葉』、2位は7話『静乃VSレーシャ』、1位は2話『諸葉VS多頭種』のシーンと発表。そのなかで、内田が、弟で声優の万年堂亀吉役の内田雄馬のアフレコシーンがあったことに「あんなにガッツリ一緒の現場って、初めてだったんですよ。失敗するなよという姉の気持ちでした」と告白し、石川からも心配そうに見守っていたという様子が語られることも。

 続けては『最強のペアは誰だ!何を綴っているんでしょ~か!』というコーナーへ。作中で、空中にスペルをつづるという動作があることから、このゲームでも出されたお題をクジで引いた道具で空中に文字をつづるというゲームに。上田&小見川、竹達&小倉、悠木&内田がそれぞれチームを組み、石川は、それぞれのチームがピンチの際にジェスチャーでヒントを出すという展開へ。

 どのお題にもジェスチャーで駆りだされた石川だったが、かなりの精度でフォローを続け、「おふろ」がお題の際には、“脱ぐ”ジェスチャーからスタートするサービスシーンぶりに場内も喝采!また、ペンライトでワードをつづることになった竹達が観客の方へ向けたら眩しいからと自分の方に向け眩しくてその場にへたり込んでしまうという天然ぶりを発揮し、場内は大爆笑だった。

 イベント終盤には、本作のために結成された竹達、悠木、小倉、内田によるユニット『fortuna(フォルトゥーナ)』がエンディングテーマ『マグナ・イデア』を披露し、盛り上がると、最後は劇中のセリフ「来いよサラティガ!!」を場内一体となって叫んで、熱気のまま終演を迎えていた。

 ※記事内写真は(C)あわむら赤光・SBクリエイティブ/ワルブレ製作委員

聖剣使いの禁呪詠唱イベントが開催!