車線も狭められました。

信号機なき後は「止まれ」標識に

首都高速道路は2024年12月10日(火)、「箱崎ロータリー」に設置されていた信号機を9日(月)に撤去したと発表しました。高速道路信号機は、トンネル手前のものを除くと珍しい存在でした。

箱崎ロータリーは6号「向島線」と9号「深川線」が交わる箱崎JCTの下層に設けられており、ロータリー状の走行路に本線と通じるランプ、3つの出入口(清州橋、浜町、箱崎)、箱崎PA、さらに東京シティエアターミナルへの出路などが集約されています。信号機ロータリーと9号「深川線」、ロータリーと浜町入口の交点に計4基、設置されていました。

撤去後は、9号「深川線」および浜町入口側に一時停止の道路標識が設置されました。つまり、ロータリー側が優先道路です。なお合流地点には新たにゼブラゾーンとポールが設けられ、実質的に1車線となりました。首都高速道路は、「ご利用のお客さまにおかれましては、現地の案内標識や路面標示に従い、安全なご走行をお願いします」と呼びかけています。

信号機は、周辺環境の変化などにより箱崎ロータリーの交通量が減少したことから撤去。44年の運用に幕を下ろしました。

箱崎JCT。本線の下層にある箱崎ロータリーの信号機が撤去された(画像:PIXTA)。