12日、人工知能チャットボット「ChatGPT」でシステム障害が発生。Xではトレンドワード入りし、多くのユーザーから悲鳴が相次ぐ事態となった。
■システム障害で利用不可
文章作成、プログラミング、スケジュール管理、企画書の作成、会話の相手など幅広い分野でユーザーを助けるChatGPT。さらに劇的に進化した「o1」も登場し、今後さらに欠かせないものになっていくだろう。
12日、アクセスすると「ChatGPTは現在利用できません 問題を特定し、修正の展開に取り組んでいます」と英語で表示される。
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■「仕事ができない」と悲鳴
システム障害の発生を受け、Xでは「もう使えないと仕事的に困ってしまうようになってしまった」「数ヶ月前まで使わなくても仕事ができていたのに」「仕事の効率が半減する」「もう仕事できない」と仕事で利用するユーザーから悲鳴が相次いだ。別のAIに切り替えたが、勝手が違うのでしっくりこないという人も多いようだ。
筆者もChatGPTを使っているが、今回のシステム障害によって「こういうとき、今までどうしてたっけ」と一瞬困惑してしまった。まるで、ネットに繋がらず、くるくると処理中のアイコンが出ているようなストレスのようだ。
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■すでに「いないと困る存在」に?
11時現在は復旧し、「助かる〜!」「一応使える」「やっと復旧した」と安堵する声があがっている。
「便利な仕事の相棒」と思われていたAIだが、この混乱ぶりから、すでに「いないと困る存在」であることを実感した人も多かったのだろう。
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