最近、国産スポーツカーで話題を集めている車種といえばホンダS660、マツダ・ロードスターの2台があります。
少し前の登場になりますが、新たな仕様を投入して鮮度を保とうとしているダイハツ・コペンもあり、その前にはトヨタ86/スバルBRZに行き着くわけですが、マツダ・ロードスターの249万4800円〜314万2800円という値付けを見ていると、248万8909円〜317万3237円のトヨタ86、スバルBRZの240万8400円〜300万7800円と結構近いな、と思われた方も多いのではないでしょうか?
オープンとクーペボディ、2座と4座といった違いこそあっても、数少ない国産スポーツカーですから当然ながらマツダも86/BRZを意識して価格設定をしているはず。
さて、今回のトヨタ86の限定車は、ロードスター登場のてこ入れ策という安直な見方をするわけではありませんが、86かロードスターかで迷う人もいるかもしれません。
そちらよりもありそうなのが、スバルBRZに用意されたSTIの「スバルBRZ tS」という300台限定車の存在に対応するもの(販売面ではライバルですから)かもしれません。
前置きが長くなりましたが、トヨタ86の「GT Yellow Limited」は、中間グレードのGTをベースに、特別設定色となるサンライズイエローをまとい、ブラック塗装のドアミラーや17インチアルミホイールを装着。
インテリアはベースグレード同様にブラック基調で、シートやステアリングなどにイエローステッチを配することで、スポーティムードを演出。
また、シート表皮には本革×アルカンターラのコンビを採用し、メーターバイザー部にもアルカンターラを採用するなど、高級感の付加にも余念がありません。
同時に設定されたのが、「86 GT Yellow Limited エアロパッケージ」。こちらもGTがベースで、先述した特別仕様車「GT Yellow Limited」の装備に加えて、ボディ前後のバンパースポイラー、リヤ大型スポイラー、サイドマッドガード、フロアアンダーカバーといった空力パーツを装着。
さらに、もう一台の「86 GT Yellow Limited エアロパッケージFT」は、BBS製の18インチ鍛造アルミホイールにブリヂストン POTENZA S001タイヤ(フロント215/40R18、リヤ225/40R18)が組み合わされているほか、スポーツブレーキパッド(ハイμパッド)、ザックス製ダンパーも装備されハンドリング性能向上が図られています。
なお、「86 GT Yellow Limited エアロパッケージ」と「86 GT Yellow Limited エアロパッケージFT」は、7月13日〜9月30日までの期間限定でオーダーを受け付ける仕様になっていて、生産開始は11月の予定とのこと。
気になる価格は、特別仕様車の「GT Yellow Limited」の6MTが316万7200円、6ATの6-Speed SPDS仕様が324万9674円。
「86 GT Yellow Limited エアロパッケージ」は、6MTが339万7200円、6-Speed SPDSが347万9674円、「86 GT Yellow Limited エアロパッケージFT」の6MTが385万2200円、6-Speed SPDSは393万4673円となっています。
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http://clicccar.com/2015/06/30/314573/
(塚田勝弘)
トヨタ86にイエローの限定モデルとザックス製ダンパーを搭載したモデルを発売(http://clicccar.com/2015/07/14/317480/)
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