第103回全国高校サッカー選手権大会もいよいよ決勝。試合は、本日13日の14:05から国立競技場で行われる。

今大会の決勝へ駒を進めたのは前橋育英(群馬)と流通経済大柏(千葉)。両チームは、7大会前の選手権決勝でも顔を合わせたことがある。

ともに高円宮杯U-18プレミアリーグを戦う全国屈指の強豪校だけに、当時のメンバーも強烈。

前回の決勝に出場した選手で、のちにJリーガーとなった選手だけをピックアップしても以下の通りだ(括弧内は現所属チーム)。

■流通経済大柏

1.GK 薄井覇斗(ジェフユナイテッド千葉
5.DF 関川郁万(鹿島アントラーズ
4.MF 宮本優太(京都サンガF.C.
10.MF 菊地泰智(名古屋グランパス
14.MF 熊澤和希(柏レイソル

■前橋育英

2.DF 後藤田亘輝(FC琉球
3.DF 角田涼太朗(コルトライク、元横浜F・マリノス
5.DF 松田陸ジェフユナイテッド千葉
15.DF 渡邊泰基(横浜F・マリノス
8.MF 五十嵐理人(レイラック滋賀FC、元栃木SC
9.MF 田部井悠(レイラック滋賀FC、元ザスパクサツ群馬
14.MF 田部井涼(ファジアーノ岡山
10.FW 飯島陸(ヴァンフォーレ甲府
22.FW 榎本樹(ヤングライオンズ、元松本山雅FC
13.FW 宮崎鴻(ベガルタ仙台)※途中出場

流通経済大柏は5人、前橋育英に至っては試合に出場した12人中10人がJリーガーに!

DFとFWは全員がJリーグ入りしており、当時の前橋育英からJリーガーにならなかった選手を探すほうが難しい状況…。ちなみに、決勝に出なかったベンチメンバーにもMF秋山裕紀(アルビレックス新潟)などがいた。

今大会の両チームにおいて、すでにJリーグ入りが決まっているのは流通経済大柏のDF松本果成(湘南ベルマーレ)とMF亀田歩夢(カターレ富山)の2名。

ただ、前回のようにおそらくそれ以上の数の選手たちが将来プロ入りするであろうことから、未来のJリーガー、あるいは日本代表を見つけるという意味でも楽しみな一戦になりそうだ。

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なお、7年前の決勝は、後半アディショナルタイムに決まった榎本樹の決勝点により、前橋育英が1-0で劇的勝利。悲願だった選手権初優勝を達成している。

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