少し前にインターネット上に流れた出来事を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは、“見失った食品ラップの端っこを上手に見つける方法”です。

【画像】ラップの直し方

 この解決法を公開したのは、「サランラップ」(※)の登録商標で知られる旭化成ホームプロダクツ。ラップの端を見失った場合、まずは箱を大きく開き、ラップを傷つけないようにしながらロールを取り出します。

※「サランラップ」には、本来登録商標マークがつきます

 次に行うことは、実にシンプル。家庭にあるテープでラップをぺたぺたと探り、切り口を見つけていき、ラップの端が見つかったらそのままラップをテープにくっつけ、ある程度剥がします。

 ここで重要なのは、一方の端からラップを剥がし切らないこと。ラップが裂けないよう、もう一方の端もテープで探り、注意しつつ引き出します。最後に、ラップを箱に戻して完成です。

 ちなみに、ついやりがちな爪や刃物でラップの端を探す方法に関しては「直りません」とバッサリ。確かに、爪や刃物でどうにかしようとした結果、ラップがビリビリになって前より大惨事、ということはよくあります。

 旭化成プロダクツのYouTubeチャンネルでは、他にも余りがちな白菜を上手に使い切る方法、腐らせがちなもやしきゅうりを保存・活用する方法などのライフハックを紹介。生活のちょっとした工夫で、毎日が快適になりそうです。

※画像引用:旭化成ホームプロダクツ「サランラップの修復方法」

●文:近藤仁美(こんどう・ひとみ

クイズ作家。国際クイズ連盟日本支部長。株式会社凰プランニング代表取締役。これまでに、『高校生クイズ』『せっかち勉強~知らないとヤバい事~』等のテレビ番組の他、各種メディア・イベントなどにクイズ・雑学を提供する。国際賞「Trivia Hall of Fame(トリビアの殿堂)」殿堂入り。著書に『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』(永岡書店)など。

ラップは途中で切れると、切れ目を探しづらいけれど……