
インドで目を疑うような光景が目撃され、その映像がネット上で話題になっている。なんと建物の屋上から1匹の猿が凧を上げているのだ!
凧あげをしたのは遠い昔のことだが、なかなか風に乗らずうまく揚がらなかった記憶がある。だがこの猿、紐を上手にコントロールしながら結構高いところまで凧をあげた後、引き寄せた。
凧を上手に上げるには道具を使いこなす技術と風をよむことなど、様々な知能やコツが必要となってくる。進化した猿が人間に変わって地球を支配しちゃう日がもうすぐきちゃうってこと?まずはその映像を見てみよう
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猿が凧あげをしているだとぅ?
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舞台となったのは、インドのウッタル・プラデーシュ州にある都市、バラナシだ。
ヒンドゥー教の聖地として世界的に知られるこの街には野生の猿が多く生息しており、寺院や市街地のいたるところでその姿を見ることができる。
ヒンドゥー教では、猿の姿をした神「ハヌマーン」が崇拝されていることから、猿はその象徴として神聖視されている。
猿は地元の生活に深く溶け込んでおり、人間との距離が非常に近い存在だが、まさか人間の子供のように凧あげをしている猿がいるとは驚きだ。

[https://www.instagram.com/reel/DEfIdcWSv9w/]
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動画には、建物の屋上にいる猿が、絶妙なコントロールで凧を空高くまで上げている姿が確認できる。

その後サルはから凧糸を器用にたぐり寄せ、自分の手元に引き寄せ、凧をつかんだ。その動きは、凧あげに精通した熟練者のようで、多くのネットユーザーを驚かせた。
この動画は、Instagramの「mahadev__833[https://www.instagram.com/p/DEfIdcWSv9w/]」によって投稿され、その後、Xのユーザー、@rose_k01[https://x.com/rose_k01]が「インドは初心者にはハードルが高い。ここではサルでさえ凧揚げを楽しむのだ。」とユーモラスなキャプションを添えて共有したことで一気に拡散した。
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また、映像には猿を応援する人々の声も入っている。その様子を見守っていた人々が、「あっ!」や「すごい!」と驚嘆していたようだ。
と言うかこの場所なら凧が木に引っかかることもなく、安心してあげることができる。猿が賢いのはわかっていたことだが、インドで暮らす猿は我々の想像以上だったようだ。
2024年の、チンパンジーも人間と同じように文化を発展させているという研究結果が報告されたが、知能も道具も使いこなせる猿たちが人間と同じ場所で暮らすことで、人間のような能力を獲得し、やがて猿の惑星…おっと誰かきたようだ。

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