
海外掲示板に投稿された1枚の画像が話題となっている。そこには黒っぽい生物が映っており、2つの答えに分かれたのだが、あえて先入観を持たないよう、ここではそれを伏せておこう。
もし答えが間違っていたら、それは「錯覚」によるもの。目が見た情報を脳が間違って解釈し、実際とは違うイメージに見えたことになる。
この画像もその一例で、多くの人がそれぞれ違った答えを出している。さて、あなたの目にはどう映るだろう?
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この黒い生物はいったい?
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こちらが問題の画像である。
大きな画面で見てたり、明るい画面で見た人ならすぐにわかったんじゃないかな?でも暗くて小さい画面だと別の動物と間違いやすい。
正解は黒猫だ。
頭を傾け上を見上げているので片耳しか見えず、それがくちばしのように見えることから、カラスと間違える人も多かったようだ。
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コメントでは、「一瞬だけ鳥に見えたが、よく見たら猫だった」と納得する声が多く、「ちょっとだけ黒ウサギに見えた」、「コウモリ」という人もいた。
人によって、あるいは見ている環境によって認識の仕方が異なるため、このような錯覚現象が起きる。
拡大するとわかりやすいね。

なぜこのような錯覚が起こるのか?
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人間の脳は、効率化を図るため、見慣れた形やパターンを瞬時に識別するように進化している。
曖昧な形が現れると、脳は過去の経験に基づいて最も近い形を当てはめようとする。この場合、猫の耳が鳥のくちばしのように見えたことで、一部の人が鳥だと錯覚したのだ。
黒猫は特に暗い場所では見えにくいことから、別の物に見えたり同化しちゃったりすることも多い。
脳はエネルギーの消費を抑えようとして、誤作動をおこすこともあるわけだが、こういった錯覚なら楽しめるよね。

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