青柳は昨季、2勝にとどまった(C)産経新聞社

 今オフ、ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指している佐々木朗希争奪戦がいよいよ大詰めを迎えている。

 ここにきてドジャースパドレスブルージェイズの3球団に絞り込まれたとされる中、すでにドジャースとは2度目の面談も行ったことが伝えられた。大谷翔平山本由伸も所属するドジャースは当初から佐々木の大本命球団とも見られていたが、交渉期限の米東部時間23日午後5時(日本時間24日、午前7時)が迫る中、剛腕の決断に注目が高まっている。

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 一方で佐々木と同じくポスティングを利用してメジャー挑戦を目指している選手の去就にも注目が高まっている。

 今オフは中日から小笠原慎之介、阪神から青柳晃洋が同システムを利用して、メジャーの夢舞台を目指している。

 青柳の交渉期限は米東部時間17日午後5時(日本時間18日午前7時)、小笠原は24日の午後5時(日本時間25日午前7時)までとなっている。

 21年から2年連続で最多勝タイトルを獲得するなど、日本球界で多くの実績を残してきた右腕も32歳シーズンで夢舞台への挑戦を目指している。

 ただ昨年も開幕投手を託されたが、12試合に登板し2勝3敗と苦しむなど、近年は思ったようなパフォーマンスを示せず。1軍と2軍を行き来する生活も続いた。

 変則右腕、ゴロを打たせるスタイルで打者を抑えてきたが、メジャーで通用するかという問題もある。

 現時点までで米メジャーからも吉報は聞こえてこないが、果たして期限が迫る中、動きは出てくるか。今後の動向も注目が集まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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