牧草地に落ちていた“ある動物の象徴”が山積みになっている写真が、X(Twitter)で1300万回以上表示され、約9万8000件のいいねを集めるほど話題になっています。

【画像】山積みになった鹿角

●牧草地に落ちていたもの

 投稿者は、北海道で猟師をしているXユーザーのさっとさん。話題になっているのは、「牧草地の鹿角拾い放題! (参加費)1日1万円! とかやったら人来るのかね」と添えて投稿した、山積みになった鹿角の写真です。

 もはや何本あるのか分からないほどの鹿角。オスの鹿だけが持つ象徴的なものですが、生まれたときからずっと成長を続けて大きくなるわけではなく、定期的ポロリと抜け落ちて新たに生え変わるようになっています。

 牧草地に転がっていた“落ち角”を、さっとさんは2時間ほどかけて拾い集めたとのこと。これだけの量だと拾い集めるのも一苦労ですね。

●ロマンのある“落とし物”に「ほしい!」

 Xでは「むしろ1本いくらで欲しいですね」「お土産に良さそう」「なにこれ美しい」「いいなあかっこいいなあ」などさまざまな反響が寄せられています。また、拾い放題についても「めっちゃ拾いに行きたい!」「なにそれ超楽しそう」とポジティブな声が上がっています。

 なお、漢方の素材として知られる“鹿の角”は「鹿茸(ろくじょう)」といい、生え替わり直後のやわらかいものを指しますが、成長して固くなった角も「鹿角膠(ろっかくきょう)」などの材料として使われます。

牡鹿の角は毎年生え替わります