
中居正広の女性トラブル騒動で、当初報じられていた「9,000万円」という高額の解決金について、被害女性が「受け取っていない」と証言していることが17日付の『NEWSポストセブン』で報じられた。Xでは、新たな証言に混乱する声もあがっている。
■女性への非難も
中居をめぐっては、昨年12月に一部週刊誌が女性とのトラブルで約9,000万円の解決金を支払ったと報じられた。今月9日には、中居がトラブルを認めて謝罪するコメントを発表。CMの休止やテレビ番組の出演シーンカット、さらに司会を務める番組からの降板と波紋が広がっている。
一連の騒動に、SNSやネット上では高額な解決金に驚く声のほか、女性に対して「9,000万円ももらっておいて」と非難する声も見受けられた。
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■高額の解決金「受け取っていない」
そんななか、『NEWSポストセブン』では、渦中の被害女性による証言を掲載。女性は解決金について他者に話したことはないとし、「私はそんなにたくさんのお金は受け取っていないんです」と高額の解決金を否定。
今回の報道によると、当初報じられた9,000万円という数字は、一部テレビ局関係者の間でささやかれた噂で、「高額の解決金を支払ったから大丈夫」というニュアンスで広まったものが一人歩きしてしまったという。
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■演出家も「話は違ってくる」
当初言われていた「9,000万円」が支払われていなかったという証言に、テレビ演出家で映像クリエイターの片岡K氏は「この示談金の額が違うとちょっと話は違ってくるぞ」と指摘。
ユーザーからも「9,000万円も払うなんて相当ひどいことしたんやろなと思ってましたが、払ってなかったんかい」「示談金としての印象が全然違ってくる」「これはまさかの展開」との声も。
さらに、「本当に9,000万円もらってないのなら中居くんが声明文出した時にそれに一切触れて無かったのはなんなんだ。もう誰が正しいこと言ってるのかわかんなくて怖くなってきた」と困惑する人もみられた。
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■フジテレビに「諦めの気持ち」
騒動についてはフジテレビ幹部社員の関与が報じられ、同局は否定しているが、被害女性はフジテレビ側の関係者に相談していたとも打ち明け、「『そういう会社だよな』という諦めの気持ちが強い」とも。
女性は「受けた傷は一生消えないし、元の人生は戻ってこないということです。お金を払ったらすべてがなかったことになる世の中にはなってほしくありません」とも述べている。
なお、フジテレビではきょう17日午後3時より港浩一社長が会見を実施する予定。ただ、参加できるのはラジオ・テレビ記者会、東京放送記者会の加盟社のみとなっており、この対応にもさまざまな声があがっている。

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