
任天堂は1月16日、Nintendo Switchの後継機種「Nintendo Switch 2」の予告映像を公開した。発売時期は2025年で価格は未定。ここでは、予告映像から読み取れる「新たな遊び方」に関する考察をお届けしよう。
任天堂のハードが更新される際は、何かしら「新しい遊び」を提供してくれることが常。白黒のゲームボーイがカラーになり、ファミリーコンピュータがスーパーファミコンになってソフトの幅が爆発的に増え、NINTENDO64で3D時代の幕が上がった。ゲームキューブではカセットから光ディスクに媒体を変え、ニンテンドーDSは2画面+タッチ操作が斬新だったし、3DSは文字通り当時流行していた「3D」を手元で体験できるハードとなった。そしてWiiでコントローラーを振る独自性を獲得し、Wii Uでは画面一体型のコントローラーが登場。そこからNintendo Switch(以下、初代Switch)の「据え置き型と携帯ゲーム機のハイブリッド」へと繋がっていく。
こうして考えると、Nintendo Switch 2にも何かしらの「新要素」が用意されているのは想像に難くない。その候補として考えられるのが、予告映像の中間あたりで映るJoy-Conがマウスのように滑るシーンだ。
本体から分離したJoy-Conの端子面を床面に用意したアタッチメントと合体させ、滑らかに滑り出すJoy-Conたち。アタッチメントの背面からはストラップが伸び、さながらネズミのしっぽのように見える演出だった。
これがPCのマウスのように使う「Joy-Conマウス」的なものであるならば、より遊び方の幅が広がるように思える。例えば昔スーパーファミコンで発売された「マリオペイント」というソフトには、マウス型コントローラーが付属していた。レバー操作やタッチ操作に続いてマウス操作も加われば、より直感的な遊びができるだろう。
なんにせよ、初代Switchの遊び方は継続してできそうだし、スペックが上がってゲームの品質が上がるのはシンプルにありがたい。そのうえ、Nintendo Switch 2でしか体験できない「新しい遊び」があるとしたら嬉しい限りだ。
続報は2025年4月2日のニンテンドーダイレクトで公開予定。4月26日~27日には幕張メッセで実機を触れる体験会も開かれるというので、案外発売もそう遠くはないのかもしれない。今後の情報公開にも期待しよう。
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Nintendo Switch 2 のロゴ・Nintendo Switch 2 は任天堂の商標です。

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