
ソファに座ってくつろぐ飼い主と愛犬。だが飼い主はスマホの画面に釘付けだ。「あかん、このままじゃスマホ中毒になっちゃうワン!」と思ったのかどうかはわからないが、ついに犬は行動に出た。
その大きな肉球を使って、スマホの画面を覆い見えなくしたのだ。
これには飼い主もビックリ。だがやはりスマホの続きが気になるようで、犬の肉球を退けて再び画面に目を落とすのだが…。
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スマホの画面をブロックする犬
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現代人はなにかとスマホに依存しがちだ。だが長時間スマホを見続けることは目や脳に良くないことがわかっており、最近ではデジタルデトックスと称し、スマホを一定時間、鍵のかかったボックスに入れたり、WIFIの届かない場所に旅行にでかける人もいる。
だがこの男性はそんなことをしなくても、愛犬がいる限り大丈夫だろう。
スマホに夢中になり、長い間画面を見続けていると、愛の制裁「肉球ブロック」が飛んでくるのだから。
愛犬の大きな肉球により、完全に画面がかくれてしまう。これには飼い主男性も唖然とした。

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しかし飼い主はどうしても続きが見たいようで、愛犬の足を画面からおろし、再び画面に見入る。
しかし愛犬も譲らない「私たちはスクリーンタイムについて話し合ったはずだが?」とばかりに、再び無言の圧で、肉球ブロックを発動する。

スマホも大事だが愛犬はもっと大切なはずだ。犬の命は人間よりも短い、それに気が付いた時にはもう旅立っている可能性だってあるのだから、一旦スマホは置いておいて、犬にも気をかけてあげてって感じだ。
愛犬の視線や行動には、「今この瞬間を大切にして」という無言のメッセージが隠れているのかもしれない。
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一旦スマホを置いて、愛犬と十分に触れ合ったら、また見ればいいじゃない?
とは言え、在宅でパソコン作業をしている人はペットの猫に邪魔されがちな場合もあるので、なんならキーボードを乗っ取られ、とんでもない文面を肉球タッチで作り出し、あらぬ人にメッセージを送ったりする場合もあるわけで(私の家の猫だけど)、こればっかりはちょっと一旦区切りをつけてからじゃないとかまってあげられないことをわかってほしいな、猫ちゃんたち。

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