【写真・画像】尊富士が珍しく“鬼の形相” 対戦力士を吹っ飛ばす姿に「どこまで吹っ飛ぶんだ」騒然 1枚目

大相撲一月場所>◇七日目◇18日◇東京・両国国技館

【映像】どこまで吹っ飛んだ?実際の様子

 前頭十一枚目・尊富士(伊勢ヶ濱)が、前頭九枚目・欧勝馬(鳴戸)を下した直後に珍しく“鬼の形相”。最後、相手を豪快に吹っ飛ばす姿に「どこまで吹っ飛ぶんだ」と相撲ファンは騒然となった。

 青森・五所川原市出身の尊富士は、昨年の三月場所で新入幕優勝を果たし、110年ぶりの快挙を達成している。青森県出身力士の優勝は1997年の九州場所での大関・貴ノ浪三沢市出身)以来27年ぶりで、地元ファンは歓喜に沸いた。

 スピード感あふれる突き差しや押しを特徴としている。強い相撲でファンを喜ばせている一方で、土俵上でも非常に紳士的な振る舞いを見せており、例えば土俵下に落下した対戦相手の元に寄っていき、手を差し伸べることも珍しくはない。

 そんな尊富士だが、この日、珍しく“鬼の形相”を見せた。欧勝馬と激しい相撲を繰り広げ、最後は力強く押し出したが、直後に厳しい表情を浮かべ、ファンは「尊富士、怒ってる?」などと反応していた。

 また欧勝馬は“押し出される”というよりも、“吹っ飛ぶ”という表現の方が近い勢いで土俵下に落下したため、ネットには「どこまで吹っ飛ぶんだ」「勢いよw」などの声が寄せられていた。

 優しい性格ではあるが、同時に負けん気の強さを持ち合わせていないと、厳しい大相撲の世界では生き残れない。そんな尊富士の一面が垣間見えた取組だった。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

尊富士が珍しく“鬼の形相” 対戦力士を吹っ飛ばす姿に「どこまで吹っ飛ぶんだ」騒然