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 主要格安SIMの料金表とともに、格安SIMSIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週の話題は、Galaxyから強力コスパの「Galaxy S24 FE」がSIMフリーで登場。8万円弱の価格ながら、Antutu 10のスコアは150万点台とハイエンド級の性能を持つ1台で、各種ECサイトでの販売が開始された。

ハイエンド級性能に防水、FeliCa、さらに4.5GHz帯も対応
それで8万円弱の「Galaxy S24 FE」がECサイトでも販売開始

 SIMフリーではこれまでハイエンド機が中心だったサムスンから、注目の高コスパ機が登場した。Galaxy S24 FEがau版に続いて、SIMフリーでも発売。Amazon.co.jpやヨドバシビックカメラと大手量販店での取り扱いが開始されている。

■Amazon.co.jpで購入

 

 Galaxy S24 FEの特徴は、7万9800円とミドルハイクラスの価格帯でありながら、ハイエンド級のSoCに加えて、Galaxyならではの強力なAI機能も利用できる点。また、キャリアモデルでおなじみのGalaxyシリーズだけに、国内向けのカスタマイズもほぼ完璧と言える内容になっている。

 まずSoCは、10コアのExynos 2400e。サムスンのハイエンド向けSoCの廉価版だが、Antutu 10のスコアは150万点台。最新ハイエンドSoCにはかなわないが、ミドルハイ向けを大きく上回る性能を持っている。

 AIについても「かこって検索」やリアルタイム翻訳、写真に写り込んだ邪魔な要素の削除、手描きスケッチのイラスト化など、Galaxy S24シリーズでおなじみの機能を利用できる。

 そのほか主なスペックは、6.7型有機EL1080×2340、120Hz対応)、8GBメモリー、128GBストレージ、5000万画素+1200万画素超広角+800万画素望遠(光学3倍)カメラ、4700mAhバッテリー、防水・防塵(IP68)、FeliCa、Wi-Fi 6E対応など。

 ネットワーク面でも、nanoSIM+eSIMデュアルeSIMの両方が可能で、5Gではドコモ4.5GHz帯(n79)もサポートと、さすがの内容。ブルー/グラファイト/グレー/ミントという魅力的な4色のカラバリも含めて、お手頃かつ高性能なスマホを求めている向きには注目の製品と言えそうだ。

人気の音声通話付きSIMの料金表(税込)

※1:au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある
※2:加入から7ヵ月無料のキャンペーンで通信量が増量される(以降、月550円) 「コミコミプラン+」では終了時期未定で3GBプラスの特典を提供中
※3:加入から6ヵ月間無料のキャンペーンで通信量が増量される(以降、月550円)

 
【格安スマホまとめ】コスパがバグり気味!? Antutu150万点台で8万円弱のGalaxy S24 FEのSIMフリー版発売