
さまざまなアクシデントに見舞われた中でも、準備に抜かりはない。1月17日にボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が自身のSNSで公開した自身の近影が話題を集めている。
【動画】世界が驚嘆した肉体美 井上尚弥が公開した鋼の身体をチェック
ストイックな意識の賜物と言えるのかもしれない。来る1月24日に東京・有明アリーナで、WBOスーパーバンタム級11位のキム・イェジュン(韓国)との4団体統一の防衛戦を行う井上は、「ゴングまであと一週間」と記して、トレーニングに励む自身の現状を公開。それは黒のニットキャップを被り、力強くサンドバッグを打っている姿を収めたモノクロの写真なのだが、肩回りの筋肉は丸く盛り上がり、胸筋や腹筋などもギュッと引き締まって無駄がない。文字通り肉体美と言える身体つきは一目瞭然である。
そもそも先月24日に開催される予定だった今回の試合は災難続きだった。当初の対戦相手だったWBO・IBF1位の挑戦者サム・グッドマン(オーストラリア)と練習中に左目上をカットしたことによって12月の試合開催は延期。さらに今月11日、グッドマンが再度スパーリング中に左目上を裂傷。整形手術を要する大怪我を負ったために対戦中止が決定。急きょ、リザーバーとして準備していたというキム・イェジョンとの試合に変更となった。
問題の中でも淡々と己のコンディションを高め続けていた。そんな井上のプロフェショナルさが垣間見える近影には、日本のみならず海外のファンも驚きを隠さない。X上では「なんてこった。ブルース・リーみたいだ」「体脂肪2%ぐらいじゃないか」「とてつもない仕上がりだ」「パワーはもう想像したくない」といった称賛の声が相次いだ。
運命のゴングまで残り5日。井上の一挙手一投足には、世界の注目が集まっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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