マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、今シーズン初のリーグ連勝が懸かるブライトン&ホーヴ・アルビオン戦への意気込みを語った。クラブ公式サイトが指揮官の会見コメントを伝えている。

ユナイテッドは前節、FWアマド・ディアロの後半終盤のハットトリックの活躍によって最下位のサウサンプトンに3-1の逆転勝利。リーグ戦5試合ぶりの白星を挙げた。そして、19日に行われるプレミアリーグ第22節では難敵ブライトンをホームで迎え撃つ一戦で、今季初のリーグ連勝を狙う。

その重要な一戦に向けた公式会見に出席したポルトガル指揮官は、自身の就任後も含めて試合ごとの波のあるパフォーマンスについて超過密日程への対応を含めて今後もチームとしてしっかりと適応していく必要があると主張している。

「シーズンが終わるまでは大変だと思う。ジェットコースターのような感じになると思う。それから、結局はトレーニングする時間次第で、まだカップ戦も残っている。ヨーロッパリーグもある。それから、来週の木曜日も集中して、勝利してトップ8入りを目指すことが重要だ。そうすれば、スケジュールから2試合を省いて、1週間をフルに使える。だから、すべてを同時にやろうとしている」

「この14、15試合で、一緒に7回くらいトレーニングした。本当に大変だが、続けて、勝つために努力しないといけない。いいプレーをするときもあれば、悪いプレーをするときもある。とにかく試合に勝つよう努力する」

その話と関連する部分で、トレーニング時間の少なさによるセットプレーの失点の多さが、チームの戦いをより難しくしている点について、指揮官は「ゲームのあらゆる面で改善しなければならない」とその他の課題と同様に改善の必要はあるとしながらも、先日のFAカップでのアーセナル戦を引き合いに出し、「おそらく(セットプレーで)世界最高のチームと対戦したが、我々は非常に良い仕事をした」とチームとして成長していることも強調している。

また、ここ最近ではボールを握って主導権を握るリバプールアーセナルといったチーム相手に割り切った戦い方で結果を残しているなか、同様のスタイルを持つブライトンとの戦いに向けては、将来的に自身の志向するスタイルへ変更する意思は持ちながらも、まずは結果を出すことが重要だと、同様のアプローチで臨む可能性を窺わせた。

「我々は過去にトランジションのチームだったし、今もそうだ。最終ラインでチャンスを作るのに苦労していることは感じられる。我々はとても苦労しているが、それが一番難しいことだと思う。それは、低いブロックに対して状況を作り出すこと。だから、プレーを待ってからトランジションで問題を起こす方が喜びを感じるチームだと思っている」

「それは我々が変えなければならないことで、変わるためにはトレーニングが必要だ。それでも、変わる時間を持つためには、試合に勝つことが必要で、我々はそれをやろうとしてきた」

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