
21日放送のNHK連続テレビ小説『おむすび』にて、ナベさんこと渡辺孝雄(緒形直人)の行動に注目が集まっている。
■孝雄の店がショッピングセンター計画地に
商店街の一角に大手のショッピングセンター建設計画が持ち上がり、危機感を覚えるさくら通り商店街の人々。
建設が計画されている場所には孝雄の店「渡辺靴店」もあり、きのう20日の放送では店舗開発担当者・高沢(加藤虎ノ介)の姿が…。高沢は土地を売却すればショッピングセンターの一角に店舗を残すことも可能だと話した。
「仕事中や。帰ってくれ」と追い返した孝雄だが、きょう21日の放送ではその名刺を見つめる姿があり、聖人(北村有起哉)が店に訪れるととっさに名刺を隠す。
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■名刺を隠した意味は…
商店街を盛り上げるアイデアは何かないかと尋ねる聖人に孝雄は「考えとく」と答えたが、Xでは「ナベさん、名刺置いてはあるんだな…」「名刺隠したよね」「どういう思いあるんやろ」「ナベさんはお店を売ることを考えてるのか?」との声が。
また、これまでのナベさんの行動から、名刺や手土産を突っ返さなかったことに反応する声もあり、引っかかった人は少なくないようだ。
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■「ずしりとくる」真紀の言葉
さらに亡くなった孝雄の娘・真紀(大島美優)が東京進出を夢みた際の言葉を思い出す人も。
「真紀ちゃんの『お父ちゃんの腕なら何処行ってもやってける』という言葉…『想い出の家』を外すとなあ。ナベさんがイベントにやる気出してるのは『最後の置き土産』のような気がして」「娘真紀のセリフの重たさが今週ずしりとくる」といった声もあった。
真紀は生前「うちのお父ちゃんならどこに行っても大丈夫やもん。日本一の靴職人なんやもん」と話しており、結(橋本環奈)が「真紀ちゃん、言ってたんです。うちのお父ちゃんは、日本一の靴職人やって。仕事しとう姿が一番かっこいいって」と伝えていた。
かつては真紀を失った悲しみから抜け出せずにいた孝雄だったが、真紀のこの言葉がもしかしたら土地売却の後押しにもなり得るのかもしれない。

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