バイデン・イーロン

日本時間20日未明、アメリカ大統領の就任式が行われ、ドナルド・トランプ氏が4年ぶりに大統領の座に返り咲いた。

これに伴い、ジョー・バイデン氏は正式に退任することになったが、X上での“ある行動”が世界中の笑いを誘っている。

■トランプ新大統領の“側近”

発端となったのは、X運営会社のCEOでもあるイーロン・マスク氏だ。同氏はかねてからトランプ氏を応援する立場で知られ、新政権では、新設された「政府効率化省」のトップに就任。トランプ氏からの信頼も厚く、“最側近”とも呼ばれる政権の重要人物だ。

事件が起こったのは、そのマスクも出席した就任式のおよそ半日前である、日本時間20日。Xのあるアカウントが、バイデン氏からブロックされたことを画像と文章で報告した。

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■じつはブロック相手は…

だが、バイデン氏がブロックしたのは、マスク氏本人ではなかった。じつは、これはマスク氏のなりすましアカウントであり、IDも本物(@elonmusk)とは異なっている。

しかし、このなりすましアカウントは英文で、「ジョー… このアプリは私が所有しているって知ってるよね?」と、XのCEOにもかかわらずブロックされてしまったと嘆いている。

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■「パロディでもブロックされるんだ」の声も

この皮肉さは約100万のインプレッションを記録する反響を呼び、偽物と見抜けた人、見抜けずに返信や引用ポストをするユーザーが各国に続出。

日本人からも「今年1番ウケた!」「おもしろすぎる(笑)」といった反応のほか、「パロディでもバイデンブロックされるんだ」「バイデンさんパロディに騙されたのね 俺もパロディに騙されたよw」といった声が相次いだ。

また、バイデン氏が偽物をブロックしてしまった“要因”を推察する声も上がることとなる。

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■“政敵”側近のマスク氏を敵視?

バイデン氏とトランプ氏は2020年の大統領選挙で激しく火花を散らしたほか、その後も返り咲きを狙うトランプ氏と争い、一時は互いに罵倒ともいえるネガティブキャンペーンを展開。

いわば“政敵”の関係であり、なりすましであってもブロックするほど、バイデン氏はトランプ氏の“側近”であるマスク氏を快く思っていなかったのではないかとの声が上がっている。

バイデン氏は大統領最後の日に、思わぬ話題を振りまいてしまったようだ。

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■【ポスト】ブロックした相手はまさかの…

大統領退任のバイデン氏、イーロン・マスク氏をブロックもじつは… “最後の日”の珍事が世界中で反響