
GACKTが1月21日、都内で行われた映画「BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~」完成披露試写会に、木下暖日、吉澤要人(原因は自分にある。)、篠田麻里子、土屋アンナ、三池崇史監督、朝倉未来選手、溝口勇児氏と共に出席。主演を務めた木下と吉澤にメッセージを送った。
“1分間で最強を決める”斬新なコンセプトで、これまでの格闘技の常識を壊して熱烈な支持を受けてきた格闘技イベント・ブレイキングダウン。その顔ともいえる格闘家・朝倉選手と起業家・溝口氏が「クローズZERO」で新時代の不良バトルジャンルを開拓した三池監督とタッグを組んだ。
少年院で知り合い、親友になったイクト(木下)とリョーマ(吉澤)。朝倉未来のスピーチに感銘を受けた二人は、格闘技イベント「ブレイキングダウン」出場という夢を追い始める。しかし、因縁のライバルの登場により、予期せぬ抗争に巻き込まれてゆく。GACKTは“ラスボス”の役目となる御堂静を演じた。
この日、GACKTは冒頭のあいさつで本作の見どころについて「ホリエモンの無駄遣いです」とコメント。朝倉選手は「初めて演技に挑戦させていただきました。あれが僕の本気だと思わないでください」と会場の笑いを誘い、「あのシーンだけはトイレ休憩にしていただいて。そこからでも楽しい映画になっているので、ぜひ楽しんでください」と作品をアピールした。
■GACKT、木下暖日と吉澤要人にエール
GACKTは、木下と現場で向き合って戦うシーンが多かったそうで、「暖日は目の前に立っていても常にぼーっとしてるこの感じが『大丈夫か?』ってずっと思ってたんです」と木下の印象を告白。
スクリーンを通したときの木下の変わりようは想像できなかったと言い、「初めて暖日の演技を見たときに『こいつすげぇな』って思わせてくれた。結構稀有な役者だなと。そんな新人を見つけられた監督はやっぱりすごいな、と。改めて三池さんの力を感じました」としみじみ語った。
一方、吉澤については「本当にこのまんまなんですよね。人の良さがずっと出てる」と表現。主演を務めた木下と吉澤に「役者として成長していく過程で、今持っているすごい優しい部分と、本当に何も考えていないぼーっとしている感じを、30歳になっても40歳になっても続けてくれたらいいなと思います」とメッセージを送った。
映画「BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~」は、1月31日(金)から全国で公開。
◆取材・文=山田果奈映

コメント