
乃木坂46メンバーによる2人旅に密着するドキュメントバラエティー「乃木坂、逃避行。SEASON2」の第2回が、1月17日にLeminoで配信された。第2回は与田祐希と伊藤理々杏の熊本旅行の後編。ロケ時点で卒業を決めていた与田にとっては、恐らく卒業前最後となる同期と水入らずの2人旅ということで、熊本の自然とレトロな遊園地に、2人とも心の底からリラックスモードになっていく。(以下、ネタバレを含みます)
【写真】自然体の笑顔…リラックスモードの与田祐希&伊藤理々杏
■「みんな好きだよね『思い出ファースト』」
1日目、与田と伊藤は朝から熊本の自然と食を体感した後、阿蘇ファームヴィレッジでバイキングスタイルのディナーを楽しむ。話題は同期の3期生と食べるご飯の話に及び、「ギョーザパーティーもまたやりたい」と笑い合う。卒業したメンバーも含め3期生同士よく連絡を取り合っているそうだが、グループLINEの名前が、3期生楽曲の名前から「思い出ファースト」だという。「みんな好きだよね『思い出ファースト』」(与田)と、この曲への思いの強さをうかがわせるシーンだ。
翌日、まだ暗いうちから宿を出て向かった阿蘇ネイチャーランドで、熱気球を体験。この旅2度目の昼食にはあか牛のひつまぶしをセレクトする。ジューシーな肉と白米の美味ぶりに、共に何度も「おいしい!」「ヤバい」と舌鼓を打っていく。
「後輩ちゃんと一緒だとこのテンション絶対出ないかも」と、同期の前で自然体になれた伊藤に対し、「私結構これかもしれない」と話す与田。いつも飾らず相手をリラックスさせてくれるところが、与田がメンバーから慕われるゆえんのようだ。熊本のグルメに素直にキラキラした反応を見せる伊藤も「(昔より)変わってなくない?ずっとアイドル」(与田)と、ツインテールが似合う正統派アイドルを貫いてきた。
与田はメンバーと一緒にいる時、「3期でいても私そんなにしゃべらない」という性格で、伊藤の前でこんなに冗舌になっているのは初めてだという。伊藤によると、3期生でいる時は「与田が急にボソっとしゃべって…」と“無口キャラ”だったようだ。2人共1対1で気楽に過ごせる時間が好きなようで、この旅で出会うもの全てを心の底から楽しんでいることが、素直な会話やアクションから伝わってくる。
■アトラクションに乗った時の反応も正反対
さらに、荒尾市にある九州最大級の遊園地「グリーンランド」へ。60年以上の歴史がある九州の老舗遊園地で、福岡と沖縄で育った2人にはなじみのパークでもある。「絶叫系大好き」という大胆な与田と、緊張気味の伊藤のコンビは、アトラクションに乗った時の反応も正反対。スイングするバイキングアトラクションでは伊藤から「ごめんなさ~い!」との絶叫も飛び出す。与田は1人でジェットコースターに乗り、逆さで疾走しながらも観覧車に乗っている伊藤を見つけようとする。そんな与田に伊藤は「カッケェ!」と驚いていた。
午前中に熱気球に乗った時曇っていた天気はどんどん良くなり、パークを去る時には沈む夕陽の絶景をカメラに収めることができた。「500倍楽しかった」(与田)という旅で、あらためて仲が深まった2人。「また行こう」と約束し合った通り、与田が卒業してからも、この旅のように笑い合える関係が続くことだろう。
◆文=大宮高史

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