
元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサーが22日、自身の公式インスタグラムを更新。“実家”とも語る同局の危機について現在の心境を吐露した。
■「心が痛くなります」
フジテレビをめぐっては、タレント・中居正広が起こした女性トラブルに、同局社員が関与していたと報じられた。兼ねてより批判が集まっていた同件だが、今月17日に開かれた社長記者会見では出席者が限定され、また映像撮影不可だったことから、一層世論の反発が高まっている。
この件について笠井アナは、「“実家”とも言えるフジテレビ」とし、「ACジャパンのCM(公共広告)ばかり目に付くようになりました」とコメント。広告が出てくるたび、「フジテレビの現状を考えることになり心が痛くなります」と語った。
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■「1番心配する」ことは…
現在、総務省からも「フジテレビは独立性を確保し早期に調査を」と指摘されている同局。
笠井は「当たり前のように聞こえるかもしれませんが、これは非常に重要な出来事です」とし、報道というものが国家権力からいかに独立した機関であるかを説明する。そのうえでの事態であるため「あってはならない領域に入ってきてしまっているのです」とコメント。
さらに現在「1番心配する」こととして、「フジテレビにとって少し胸を撫で下ろすような調査結果が出たときに『やっぱりお手盛りの調査委員会ではダメだ』と言う意見が噴出する可能性」を挙げた。
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■23日の社員説明会に期待も
「今フジテレビで働く友人たちは、精神的に疲労困憊の状態です」と古巣の窮状を訴えた笠井アナ。
最後に、現在会社はどう考えて、なぜこういった対応をしているのか、という点について「早めにその説明も社員の皆さんに直接したほうが良いのではないかなと思っています」とし、23日実施予定の社員向け説明会に「自由な発言が制限されないような、充分時間を取った集会になると良い」と期待を寄せた。
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■「あってはならない領域」と懸念

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