ドルトムントは22日、ヌリ・シャヒン監督(36)の解任を発表した。

自身も元ドルトムントの選手で、アンタルヤスポルで指揮官経験を挟み、2024年冬にアシスタントコーチとして帰還したシャヒン監督。今季からエディン・テルジッチ前監督の後を受け、監督に昇格したが、年明けのブンデスリーガ3連敗を含め、直近の公式戦10試合で2勝3分け5敗と大きく負け越す。

そして、ブンデスで10位にまで順位を落とすなか、最後のチャンスといわれたチャンピオンズリーグ(CL)のボローニャ戦も1-2で敗れ、痛恨の公式戦4連敗。CLでも9位から13位に順位を落とし、クラブもこのタイミングで監督交代を決断した。

マネージングディレクターのラース・リッケン氏はシャヒン監督に感謝の言葉を送りつつ、「残念ながら現体制でスポーツ的な目標を達成できるという確信を失ってしまった。この決断は個人的に痛みを伴うものだが、ボローニャ戦が終わってからはもはや不可避だった」と今回の決断理由を続けた。

道半ばで退任するシャヒン監督は「残念ながら、今季の我々はドルトムントのスポーツ的での野心を応えられていなかった。この特別なクラブの成功を祈っている」との言葉を残している。

次戦は25日にホームで行われるブンデスリーガブレーメン戦だが、後任は現時点で未定。できるだけ早く発表するというドルトムントだが、次に指揮するのは誰になるのだろうか。

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