
タレント・中居正広が23日、芸能界の引退を発表。Xでは、2011年に芸能界を引退した島田紳助氏の名前を思い出す人が相次いだ。
■中居が引退を発表
中居は昨年12月、女性とのトラブル騒動が報じられた。今月9日には声明を発表し、示談が成立していることを報告。「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても 支障なく続けられることになりました」とつづった一文が波紋を呼んでいた。
その後、相次いでレギュラー番組の降板や打ち切りが発表され、きのう22日の時点ですべてのレギュラー番組が消滅。きょう23日に引退を発表し、衝撃が広がった。
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■「島田紳助」トレンド入り
中居の引退発表を受け、Xでは、中居の件とは無関係なはずの「島田紳助」がトレンド入り。
ユーザーからは「島田紳助さんが引退した時を思い出します」「何だかんだで島田紳助さんは、しっかり会見して、けじめをつけて引退してるのは立派だと思う」「キッチリ会見してスパッと辞めたもんな」といった声があがった。
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■2011年に引退
紳助氏は、1977年に漫才コンビ「島田紳助・松本竜介」を結成し、80年代の漫才ブームで人気に。85年にコンビ解散後は、バラエティ番組の司会で人気を博し、音楽ユニットのプロデュースや、漫才日本一決定戦『M−1グランプリ』の創設など、プロデュース業でも活躍した。
しかし2011年8月、暴力団関係者との「黒い交際」が判明したとして記者会見を行い、芸能界を引退。その後は、たまにメディアのインタビューに応じることはあるものの、芸能界への復帰は否定している。
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■「引き際が上手かった」
ユーザーのなかには「島田紳助は反社との付き合いを指摘された際に『お世話になった人なので縁を切る事はできないから芸能界辞めます』と初手引退したからイメージダウンが最小限で済んだんだよな」と分析する人も。
さらに、「今思えば、島田紳助って、本当に引き際が上手かったよね。発覚した日に引退したから、ほとんど攻撃を受けることもなく、スムーズに第二の人生に移行していった」との指摘もみられる。
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■「やっぱり切れ者」の声も
一方で、「島田紳助を相対的に高く評価するってのも、どうかしてる」「何で島田紳助が持ち上げられてるんだ」「反社との癒着だから明確なコンプラ違反な訳で、発覚した時点でもう芸能活動は不可能な状況だったから…」と批判的な見方をする意見もある。
それでも、「迷わずに引退を決めて芸能界から出て行った島田紳助ってやっぱり切れ者だったんだろうなって思う」「島田紳助はやっぱ頭いいよなあ。勝ち逃げやん」「しかし本当に島田紳助の撤退の凄さよ」「芸風は大嫌いだが、会見を開いた点は筋を通したでしょ」と、改めてその引き際を評価する人も見受けられた。

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