
ASCII.jpのYouTubeチャンネル特番からスピンアウトした「思わずヒヤッと/ホッとした、ネットにまつわる怖い話」を紹介する連載第45回。今回は「かつて使っていたWebサービスにヒヤリ!?」というお話をお届けします。
今回のヒヤリ案件は、過去に利用していたWebサービスでアカウント情報の記憶がまったくなくて困った、というお話です。
過去の自分の投稿が残っているはずなのに確認する術もない。さらに過去の自分を問い詰めたいぐらい恥ずかしい文章がいまも読める状態になっていたりすると、これはもう悶絶ものというものです。mixi全盛期のころ、多くの人があれやこれや書き綴っていました。投稿者さんならずとも、皆さん身に覚えがあるのでは?
順当な手順なら、パスワードリセット機能を使えば、とりあえずパスワードを再設定してログインし直すことでそういった恥ずかしい過去を抹消する機会が得られるでしょう。
しかし、今回の投稿者さんのようにかつてmixiにアカウントがあったことを思い出せるならまだ対処できる術がありますが、長い長いインターネット利用歴で、もはや自分がどんなサービスを利用していたかを思い出すことが難しくなっている人も少なくないことでしょう。
「昔のWebサービスのアカウントだから放っておいていいか……」なんて思うのは大きな間違いです。単純に自身の黒歴史が残っていることが問題なのではありません。もしそういったアカウント情報が何らかの理由で流出してしまえば、当該のアカウントが乗っ取られ、悪用される可能性があります。かつて登録した個人情報が流出する危険性も高まります。
また、そこで使っていたパスワードを使い回しているようなことがあれば、それらを悪用する「クレデンシャルスタッフィング攻撃」の被害に遭う可能性が高まり、今現在使っているほかのサービスが不正に利用されることにもなりかねません。
MPIGで断捨離してみる!?
結局のところ、古いWebサービスのアカウントについては使わないなら削除することが重要です。記憶をたどって思い出してみる、古いメールを検索してみる、といったことで対処できるなら、すぐさま実行すべきでしょう。
とは言え、なかなかそうもいかないもの。そこで活用したいのが「マカフィープライバシー&アイデンティティガード(以下、MPIG)」です。
MPIGは、ネット上にあるユーザーのアカウント情報、個人情報を管理するとともに、必要に応じて削除する機能を有しています。それによって個人情報が盗まれたり、それに伴った詐欺被害などを防いだりします。
また、普通のWebブラウザではアクセスできない、匿名性の高いネット、いわゆる「ダークウェブ」に存在するユーザーのアカウント情報や、かつて使っていたWebサービスの古いアカウントなどを可視化する機能を備えています。
そんなMPIGの「オンラインアカウントクリーンアップ」機能を使うことで、自分のメールアドレスに紐づいているさまざまなアカウントを見つけることができます。すでに忘却の彼方にある、かつて利用していたWebサービスをこの機能で発見し、あらためて削除することができるでしょう。
投稿者さんのように古いアカウントの記憶がある人も、そうでない人もいったん確認してみると良いのではないでしょうか。いわゆる「デジタル版断捨離」を敢行していこうではないですか。
なお執筆時点では、「マカフィーでデジタルライフを守ろう!」プレゼントキャンペーンが開催されています。
このキャンペーンは、家電量販店(オンラインショップ・楽天市場店を含む)にて対象のマカフィー製品を購入し、キャンペーンサイトから応募すると、抽選で1000名に3000円分のJCBギフトカードが当たるというもの。ここで紹介したMPIGも対象製品になっています。キャンペーン期間は2025年1月31日までなので、もし当該製品を購入予定の方はお急ぎください!
投稿者さんのように、以前使っていたWebサービスのアカウントのことを頭の片隅に置いたまま、ヒヤリとしながら日々を送るのは苦しいものです。ぜひ一度自身の過去の遺産をチェックするとともに精算し、スッキリしてみませんか?
あなたのとっておきの「ヒヤッと/ホッとした話」を共有してください
この連載では、アスキーのYouTubeチャンネル特番「ネットでヒヤッとした話~アスキー×マカフィー」からスピンアウトした、「思わずヒヤッとした、ネットにまつわる怖い話」を紹介しています。
ご自身あるいはご家族が遭遇した体験談、はたまた友人知人から聞いた話でもOK。純粋(?)なサイバー攻撃から、ネットで交流する上でのリテラシーにまつわるイザコザまで広くお待ちしています。ご応募はこちらから!

コメント