
「JID 2025 by ASCII STARTUP」は、ASCII STARTUPが主催する展示・ビジネスカンファレンスイベントだ(2025年2月28日、東京・ベルサール汐留で開催)。スタートアップを中心とした先端テクノロジーを有する多数の企業が、分野を超えて、独自の製品やソリューションを持ち寄り、展示を行う。
この連載では、全出展者の展示概要とメッセージを紹介していく。来場前に各出展者の情報をチェックし、ビジネスマッチングやオープンイノベーションの推進にぜひ生かしていただきたい。
PLATEAU Windows(任意団体)
展示ブース名:PLATEAU Windows
【展示ブース紹介】 ―― PLATEAU STARTUP Pitch 03 ――
不動産事業の初期計画段階をDX化し、事業のコストダウンをするプロダクトを展示。
ボリューム検証を行なう「(仮称)でべごっこ2nd」と、眺望検証を行う「PLATEAU Window」の2つのプロダクトを展示する。
「でべごっこ2nd」は建築計画ボリューム検討を簡易に行うことが可能となるアプリケーションであり、不動産事業者が従来必要とした外注の費用と時間を大幅に削減する。
「PLATEAU Window」は計画建物からの眺望検討を高精度に高品質に行うことが可能となるアプリケーションであり、さまざまな角度や条件からの眺望検証を可能とする。
いずれも国土交通省が主導し整備を進める3D都市モデルPLATEAUを利用しており、信頼性の高いデータによる検証が可能。
【来場者へのメッセージ】
――展示の見どころ・ポイントは?!
不動産開発や不動産取引の際に、従来は時間や費用をかけて行っている建築計画可能な規模の把握や、計画建物からの眺望把握を、DX化をして不動産事業者で自ら簡易に検証を行えるサービス。
建築計画規模検証が自社で簡易に確認できるようになる建築計画ボリューム検討のアプリケーションと、眺望検証が自社で3Dシミュレーションできるようになる計画建物眺望検討のアプリケーション2点について、デモ機にて試用版サービスの体験が可能。
――事業や製品、サービスを通じてどんな課題を解決できるか/解決を目指しているか、自社の強みは?!
建築分野は高度に専門化・分業化されすぎており、そこで生み出される思想は周囲の社会との乖離がある。専門性の垣根を拓き、その社会の架け橋となることを目指している。
また、一部分野では物質を扱うことに起因しデジタルを扱うことが極端に少ない現状がある。そのデジタルから乖離した領域が、高度化された建築分野のデジタル領域と接続していく社会を目指している。
今回のサービスでは、不動産事業の初期計画段階のDX化を図り、専門性の垣根を拓くことを目指している。
――展示会場で出会いたい/交流を深めたい産業分野、業種・職種のプレーヤーは?
交流を深めたいプレイヤーは、当アプリケーションに関心を抱いていただける不動産事業者の開発担当者と取引担当者、建設会社の開発担当者と営業担当者。

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