
関水渚が主演を務めるドラマ24「家政婦クロミは腐った家族を許さない」(毎週金曜夜0:12-0:42ほか、テレ東系/Lemino・TVerほかにて配信)の第3話が1月24日に放送された。理想の家族を求めるクロミ(関水)の“害虫駆除”。第3話は翠(藤原紀香)の夫・蒼太(高橋光臣)の不倫相手がターゲットとなった。(以下、ネタバレを含みます)
■最恐家政婦によるファミリー・パニックホラー
同ドラマは、きづきあきら+サトウナンキの同名漫画が原作。「理想の家族」を追い求め、常識も倫理も超えた危険な手段も辞さない最恐家政婦・黒見白華(くろみきよか)=クロミが引き起こすファミリー・パニックホラー。
関水演じるクロミが従事する灰原家のキャストとして、美容機器メーカーを立ち上げた敏腕社長・翠を藤原、その夫・蒼太を高橋、長男・千翠を阿久津仁愛、長女・緋莉を大熊杏優が扮(ふん)する。
灰原家が理想の家族となるため、近寄ってくる“虫”を駆除するクロミ。第3話は、蒼太の不倫相手の大学生・芽久(久保乃々花)がターゲットに。
仕事が忙しい翠は、蒼太が浮気しているとしても「軽い遊び程度なら仕方ないわね」と容認している様子。しかし、「夫婦とは、深い絆で結ばれ、一体でなければなりません。こんなのは理想とは言えません」とひそかに思うクロミ。
実は、芽久は金持ちの友人や本命彼氏・悠人(井上想良)と付き合うために、“パパ活”をしていた。芽久に接触をはかったクロミはパパ活を止めるよう説得するが、まったく受け入れない芽久。クロミは「残念ですね。懲らしめてあげないと、分からないのかしら」と制裁を企てた。
■蒼太に危機が迫る衝撃のラスト
悠人の元に芽久がパパ活をしているというメッセージが届くが、否定する芽久を信じた悠人は将来の結婚相手として両親に紹介したいと言う。「このままセレブの仲間入り」と心躍る芽久。
それを機に最後にパパ活相手から大金をせしめようと考えた芽久だが、次々に相手から身に覚えのないことで縁切りされる。そんななか蒼太から「次はいつ会える?」とメッセージが届いた。「やっぱり頼りになるのは一番セレブの蒼太くん」と、芽久はにんまりした。
クロミは芽久に会うためにいそいそと出掛けようとする蒼太に、「夫として父親としての立場を考えた行動を」と忠告した。しかし蒼太は「この家に俺の立場なんてないよ」と振り切って出て行った。
芽久の本心を知らず「芽久だけだよ。僕をこんなにも愛してくれるのは」と言う蒼太。一方で芽久は蒼太からお金をもらう約束ができて喜んでいた。そんなに二人の前に現れた悠人がナイフを持って走り寄るところで第3話の幕は閉じた。
一度も人に裏切られたことのない悠人の愛も重すぎたようで、それをクロミが巧みに利用したのだ。とはいえ、クロミとしては芽久にも蒼太にも忠告して別れる“選択”を与えたのに、というところ。SNSには「全てクロミに動かされてる!怖っ」「ラスト怒涛の展開で気持ちが追いつかない」「まさかの展開」「やばい来週わくわくする」といった反響が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

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