
ファッション雑誌「JJ」(光文社)が主催する「JJモデルオーディション2025」受賞者発表イベントが1月25日に都内で開催され、「J-BOY 国民的彼氏」グランプリに大和蒼空と川口ナオが決定。「JJ編集部賞」には西原竜平、沖拓郎がそれぞれ選ばれた。
【写真】“特撮ヒーロー”に憧れる川口ナオ、自ら考えたという全身を使った変身ポーズを披露
■並々ならぬ決意でオーディションに参加
同オーディションは、2025年4月に迎える「JJ」創刊50周年に向けて、J-GIRL=国民的彼女、J-GIRL=国民的彼氏という時代を牽引するスターを発掘・育成するプロジェクト。面接、カメラテスト、マシェバラ配信、WEB投票など数々の審査を勝ち抜き、グランプリ、JJ編集部賞が決定した。受賞者は写真集発売、テレビやラジオ、イベント出演など「JJ」全面協力の下で1年間活動していく。
「J-BOY 国民的彼氏」グランプリに輝いた大和は、1999年4月28日生まれ、神奈川県出身の25歳。俳優・モデルとして活動するほか、書道歴10年、ダンス歴も6年、ハンドボールをはじめスポーツ全般が得意で、抜群の運動神経の持ち主だ。
ブランクはありながらも小さい頃から芸能活動をしてきたという大和は、受賞者スピーチで「この『JJモデルオーディション』を通して結果が伴わなかった場合、芸能の仕事は最後にしようと思っていました。だんだんと年を取るにつれて、次のステップに進まなければいけないという思いが強かったのがあります」と、今回のオーディションに並々ならぬ決意を持って臨んだことを明かす。
そして「苦手だった」という配信審査もある今回のオーディションを最後まで頑張り続け、グランプリを受賞した。
大和はあらためて「いつも配信をつけると楽しく、温かく迎えてくださった皆様、そして陰で支えてくださった家族や友人たち、J-BOYになりたいと一緒に切磋琢磨してきた仲間たちのおかげだと思っています。本当にありがとうございます」と支えてくれた人に感謝を込めつつ、「僕の輝ける未来は今始まったばかり。新たなスタートラインに立っています。これから一つ一つの夢をかなえるために、皆様の夢の後押し、お手伝いが必要になってくると思いますので、どうかこれからも応援よろしくお願いします」と、さりげなく今後の変わらぬ応援もお願いしていた。
■川口はステージ上で変身ポーズを披露
一方、川口は1997年2月26日生まれ、愛知県出身の27歳。前回もファイナリストまで残り、リベンジ参加の今回グランプリを受賞した。
受賞者スピーチで、川口は「こういう場所はすごく緊張して、あがり症でスピーチの内容とかも飛んじゃうんですけど、今日は何回も頑張って練習してきたので、かまずに言えるかなチャレンジ頑張ります!」とはにかみながらあいさつし、「『JJ』さんのモデル活動をするという夢がかなったことは、皆さんのおかげだと思っています。すてきなグランプリという賞も数えきれないくらいの方が応援してくださったので、その方々が取った賞だと思っています」と応援してくれたファンに感謝を伝えた。
また、夢がたくさんあるという川口だが、「今の一番の夢は特撮ヒーローになることです。僕自身、戦隊ものが好きなんですけど、この『JJ』さんの夢をかなえたら、皆さんに言いたかった。“モデル戦隊ランウェージャー”というものが、やっとこうやってお披露目されたんですけど…」と言いながら自身が考えてきた2種類の変身ポーズを披露し、「夢かなっちゃいました(笑)。本当にこうしてこの場に立たせていただくことができて、感謝してもしきれないくらいの気持ちです。今後とも『JJ』さんおよび、川口ナオをよろしくお願いします」と呼び掛け、会場を沸かせた。
ほか、JJ編集部賞を受賞した西原は「今回このように一つの目標をファンの皆さんと一緒になってつかみとれたことは、僕にとってとても財産です。これからJ-BOYとして1年間しっかりと自分の活動で皆さんに恩返しできるように頑張っていきたいと思います」と意気込み、同じくJJ編集部賞の沖は「今回この4人が胸を張って一緒に頑張る仲間になることができました。僕らで『JJ』さんに新しい風を吹かせられるよう頑張っていきたいと思います」と力強くアピールした。
授賞式後は4人がそれぞれ「JJ」のスタイリングによるクールなタキシード姿でランウェーを歩き、ファンに笑顔を振りまいた。
なお、受賞者発表イベントには初代受賞者でアンバサダーの黒木麗奈、長谷川翔、司会として八木美佐子も登壇した。
◆取材・文=松崎太陽(STABLENT)

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