テレ東の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05、Leminoにて配信中)。日向坂46のメンバーたちがさまざまな企画に挑戦する同番組の、1月19日の放送では、「トークの盛りすぎ注意!高瀬愛奈のそれは盛ってるで!」が放送された。7度目となり定番となった“あるある”発表企画だ。

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■盛り過ぎトーク、無茶振り、忍者登場…波乱の企画開幕

今回おこなわれた企画は「トークの盛りすぎ注意!高瀬愛奈のそれは盛ってるで!」。高瀬愛奈がMCを務めるお馴染みの企画で、7回目の開催となる。メンバーだからこそ知っている“あるある”をちょうどいい盛り具合で発表するというトーク回だ。盛りすぎてしまった場合は番組MCオードリー若林正恭が「も」ボタンを押してくれるため、メンバーが“ちょうどいい盛り具合”を知るのに役立つ…という主旨らしい。

最初のあるある対象者となったメンバーは藤嶌果歩。藤嶌フリークの13名が集まり、さっそく藤嶌に関するトークがスタートする。若林から急に指名された宮地すみれは、テンパりながら「藤嶌果歩は雪みたい」と道産子である藤嶌が歩いているだけで「あっ!雪が舞ってる!ってなります!」と絞り出す。だが当然、さすがに盛りすぎということで「も」ボタンを押されてしまうのだった。

そんな宮地への無茶振りからスタートした企画はヒートアップ。正源司陽子は藤嶌が語尾に「ごん」を付けていたのだが、最近は相槌が「うぉぬ」になったと語る。しかし“あるある”がテーマのはずなのに、ほかのメンバーは聞いたことがないという。これには若林は「1回使ってみてスベッたからやめたんじゃない?」と笑い、藤嶌も「嫌な記憶は消すタイプ」ということで闇に葬る予定の語尾ネタだったようだ。

今度はじっくり思い出す時間を経て、宮地が藤嶌あるあるを語り始める。宮地と藤嶌はテンションが上がると早口になる「早口友達」なのだが、早口過ぎて「光の速さで世界一周してしまった」と語る宮地。明らかに盛りすぎな話を受けて驚く若林に、石塚瑶季が「藤嶌って忍者なんですよ」とネタをかぶせる。実は藤嶌は石塚も忍者だと思っているようで、2人でいるときは「石塚忍者。今日は忍者しますか?」と声をかけられたことがあるのだとか。藤嶌も事実を認め、「忍者でジョナサンに行ったことあります」と驚きのお遊びを明かして笑うのだった。

■森本のレッスン着の、予想外過ぎるあるある

2人目のあるある対象者に選ばれたのは森本茉莉。発表されたあるあるのなかには、佐々木美玲から「褒めると裏声で『とんでもないですぅ~』と返す」というものがあげられた。美鈴の迫真のモノマネについて、高瀬も「オペラ歌手なのかなって思うくらい」と理解を示しながら裏声で笑っていた。

さらには高橋未来虹から、「関節の音を鳴らすと殴りかかってくる」というバイオレンスなタレコミも。森本は「昔から関節って言葉が嫌いなくらい本当に…関節系が苦手で」と語っていたが、殴りかかるのはウソだとアピール。しかし高橋が関節の音を鳴らしてみせると大きく反応し、笑みを浮かべながら「ポキポキ鳴らしちゃダメだよね!?」と怒りをあらわにしてしまう。このままではバイオレンスなシーンに繋がるかもということで、宮地が異なる話題を提供する。

「茉莉さんは、レッスン着のズボンの丈が本当に中途半端で…」と、レッスン着が九分丈くらいな理由を問う。ウエストもぶかぶかなレッスン着のため、調整でリハーサルが止まることもあるなどの服のサイズに関するタレコミを続ける宮地。するとそこに、高橋も参戦してきた。

「微妙な丈のズボンから、ハイソックスで柴犬の顔が…」と語り、宮地の訴えを裏付ける高橋。盛りすぎではなく、本当に森本あるあるだったことが判明した。なお練習着については定番のファッションといわれるほど認知されていたほか、森本は“3D加工された”柴犬のハイソックスを意識して見せているとのこと。しっかりこだわったうえでのファッションだったようだ。

■個性豊かすぎるメンバーたちの、個性的すぎるあるある

7回目の「トークの盛りすぎ注意!高瀬愛奈のそれは盛ってるで!」では、森本と藤嶌のあるあるがスタジオに集まったメンバーたちから発表された。盛りすぎかと思いきや事実…という驚きの展開も多いなか、スベってでも盛りすぎ話題を出そうというバラエティー慣れしたメンバーの実力に感心するばかり。

特に宮地はキュートな話声から想像するよりも頭の回転が速く、バラエティーでは厳禁な沈黙を生まない。今回も若林の急な振りに悩んで静かになったりするよりは、明らかに盛りすぎな内容を出してツッコミを待つという高度なトークスキルを披露している。前に前に出ていける彼女のバラエティー力は、もっと注目されてもレベルいいだろう。

次回予告のテロップは表示されなかったが、次回以降の放送ではどんな企画を見せてくれるのか。メンバーのさらなる深堀りなどもふくめて期待が膨らむ。

※高橋未来虹の「高」は、正しくは「ハシゴダカ」。

石塚瑶季 ※画像はWEBザテレビジョン タレントデータベースより