小学校や中学校、または高校で知り合った友人より、大学で知り合った友人の方がその後の人生でよく付き合うようになる、といった話があります。実際筆者の知人たちに聞いても「たしかに」となるようですが、皆さんはどうでしょうか? 社会人のみなさんに聞いてみました。

いくら親友でも無理! 友だちには相談できないこと「金銭関係」「家族問題」「病気の話」

■大学での友人は「一生の友人」になる可能性が高い!

Q.大学時代の友人とは今でも密な付き合いがありますか?

・はい……130人(34.3%)

・いいえ……249人(65.7%)

社会人379人に質問をしてみたところ、大学時代の友人と今でも付き合いのある人は130人。全体の約34%でした。疎遠になっている人の方が多いのでしょうか……?

次は、「はい」と回答した130人に、「どれくらいの頻度で連絡を取っているのか」を聞いてみました。その結果は以下のようになりました。

・半年に1回……33人(25.4%)

・月に1回……29人(22.3%)

・月に数回……28人(21.5%)

・週に1回……15人(11.5%)

・週に2、3回……12人(9.2%)

・1年に1回……10人(7.7%)

・毎日……1人(0.8%)

・数年に1回……2人(1.5%)

連絡頻度については、「半年に1回」と回答した人が一番多いようです。ただ「月に1回」や「月に数回」といった回答とはそこまで差がありません。1人だけですが、「毎日会う」という人もいるようですね。仕事上でのパートナーだったりするのでしょうか?

■連絡はしていても、実際会う頻度はそんなに高くない?

次は「会う頻度」についても聞いてみました。その結果は、

・半年に1回……35人(26.9%)

・月に1回……32人(24.6%)

・1年に1回……30人(23.1%)

・月に数回……20人(15.4%)

・数年に1回……8人(6.2%)

・週に1回……4人(3.1%)

・毎日……1人(0.8%)

このようになっています。連絡する頻度と同じく「半年に1回」の回答が一番多く、次いで「月に1回」です。これらは連絡頻度と比例している回答者がほとんどでした。ただ3番目に回答が多かった「1年に1回」は、連絡頻度と比例している人はかなり少ないようです。「月に数回」「週に1回」といった頻度で連絡はしていても、実際に会う場合は年に1回くらいの人が多いようですね。これくらいが付かず離れずでいいのかもしれません。

最後に「その友人は一生の友人か」を聞いてみたところ、

・はい……120人(92.3%)

・いいえ……10人(7.7%)

なんと9割以上の回答者が「一生の友人」だと回答しています。「大学で卒業後も付き合うような友人ができた」という場合は、一生付き合いのある友人になる可能性が高いようですね。

大学で勉学に励むだけでなく、気の合う友人を見つけることも大事なことだといえるでしょう。もしかしたら、人生におけるピンチに助けてくれる大事な存在になるかもしれませんよ。

調査期間:2015/7(学生の窓口調べ)

調査対象:社会人男女

有効回答件数:379件

(中田ボンベ@dcp)