村山富市首相7月29日東京・有楽町の外員協会で記者会見を開き、戦後50年の1995年に発表した「村山談話」の意義について、「中国韓国はもとよりヨーロッパで評価された」と強調した。また、安保法制の成立をすすめる安倍首相について、「あの戦争は何だったのか学習するうえで、反面教師だと思っている」とった。

村山氏は首相在任中の1995年8月、「植民地支配侵略によって、多くの々、とりわけアジアの人々に対して多大の損と苦痛を与えた」として、反の意とお詫びの気持ちを表明する「村山談話」を発表した。今戦後70年の節を迎えるにあたって、安倍首相がどのような「談話」を発表するのか注を集めている。

この日の会見で、村山氏は「村山談話」について、「当時、『お前売国奴だ』と罵倒された」と述べて、内では評価されなかったと振り返った。一方で、「中国韓国はもとより、ASEANヨーロッパでは評価された」とり、その意義を強調した。

また、村山氏は「安倍首相村山談話のすべてを継承しないと疑問を呈している」と説明。そのうえで、「若い人たちが村山談話はいったい何かと問い直しをしている。あの戦争は何だったのか学習するうえで、安倍さんは反面教師だと思っている」と皮った。

会見の質疑応答で、海外メディア記者から「95年当時と現在では客観的な際情勢が変化しているのではないか」という旨の質問があった。村山氏は「中国視できない大になった」と説明する一方で、「戦争がどういう結果になるか、中国を始めとしてみんな考えている。戦争はできないが、摩擦はある。外交努で変えていくしかない」と述べた。

弁護士ドットコムニュース

村山元首相「あの戦争は何だったのか学習するうえで、安倍首相は反面教師だ」