
【今季最強寒波襲来】 6日にかけて広く警報級の大雪 24時間で100㎝超えの所も 週末まで影響長引く恐れ
きょう4日(火)、日本の上空には強い寒気が流れ込んでおり、急速に発達中の低気圧の影響で、北海道の太平洋側では記録的な大雪となりました。
北海道の太平洋側では大雪のピークは越えていますが、今夜にかけて暴風雪、あす5日(水)の朝にかけて大雪に警戒が必要です。
この低気圧は今夜にかけて北上し、日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。今季最強の非常に強い寒気が流れ込み、長く居座り、今度は北~西日本の日本海側で積雪が急増する恐れがあります。
■今季最強&最長寒波襲来 長く居座る
今夜にかけて、この低気圧が急速に発達しながら日本海を北上し、日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。
そして、北~東日本の上空約5000mには-42℃以下の非常に強い寒気が流れ込む見込みです。
あさって6日(木)にかけて、北~西日本の日本海側で大雪に警戒してください。
日本海のJPCZの影響で、東北日本海側や北陸には発達した雪雲が流れ込み続け、積雪が急増する恐れがあります。
あす5日(水)夜までの24時間で、東北日本海側の山沿いでは80cm、日本海側の平地や太平洋側の山沿いでは60cm、太平洋側の平地でも20cmの雪が降り、大雪のピークとなるでしょう。その後も7日(金)夜にかけて、24時間で東北日本海側の山沿いでは70cm、日本海側の平地で50cm、太平洋側の山沿いでは40~50cm、太平洋側の平地でも20cmの雪が降る見込みです。
北陸もあす5日(水)夜までの24時間で新潟県の山沿いや石川県の山地で100cm、平地でも40~60cmの雪の降る所があるでしょう。新潟県の山沿いでは、今夜~7日(金)夜までの72時間で270cmの雪が降る恐れがあります。
普段雪の少ない西~北日本の太平洋側でも内陸を中心に大雪となり、九州南部や四国の平地でも積雪となる所があるでしょう。
あす5日(水)夜までの24時間で、四国の山地で40㎝、平地で15cm、その後も7日(金)夜にかけて、24時間で山地で20cm、平地で5~10cmの雪が降る見込みです。
九州南部の山地ではあす5日(水)夜までの24時間で、15~20cm、平地でも5~10cmの雪が降るでしょう。
また、気圧の傾きが大きく、全国的に風が強く、北海道の日本海側では陸上でもあす5日(水)にかけて、最大瞬間風速35mの暴風が吹き荒れる恐れがあります。海上では波が高まって大しけとなる所があるでしょう。
あさって6日(木)にかけて、九州~北海道は警報級の大雪に、北陸や北日本は警報級の暴風雪や高波となる恐れがあります。
その後も数日に渡り、日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、上空には断続的に強い寒気が流れむでしょう。
今季最強の強烈寒波は週末にかけて長く居座り、北陸や北日本を中心に大雪や大荒れ、大しけが続く恐れがあります。最新の情報に気をつけてください。
また、交通機関などへの影響も長引くことが予想されます。
車の立往生や道路の通行止め、公共交通機関の大幅な遅延や運休などが発生することも考えられます。
テレワークの活用など不要不急の外出を控えるようお願いいたします。

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